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幼なじみが略奪婚!相手は私の元婚約者→母のすすめで結婚式に出席…恨みがスカッと晴れたワケは?

私の幼なじみのミサトは、とてもプライドが高く、何でも大げさに話をする癖がありました。中学生のとき、見知らぬ男性に道を聞かれただけで「イケメンにナンパされた!」と言っていたのがバレたときには、さすがにまわりも失笑……。いつの間にか皆から距離を置かれるようになったのです。

しかし大人になったミサトは、もともときれいな顔立ちをしていたこともあり、人生最大のモテ期に突入。それをいいことに周りの女性をブス扱いするようになり、人の彼氏を奪うこともしばしば……。

私も絶縁まではしないものの、あまり関わらないようにしていました。

ついにミサトは上司と不倫をして慰謝料を請求されたそう。ミサトのお母さんから話を聞いて驚きました。これにはミサトの両親も激怒したようで、味方はせずに突き放したのだとか……。

幸せだったはずの生活に暗雲が…

ミサトから「顔がパッとしないから地味な男がお似合い」とヒドいことを言われていた私ですが、ひょんなことから超イケメンの恋人ができ、ついに結婚が決まりました。

 

結婚式は親族だけ招待して海外挙式をすることにしていましたが、ミサトは私にとって唯一の幼なじみ。ミサトは忘れていたとしても、かつてはお互いの結婚式ではスピーチし合おうと約束していたこともありました。悩んだ末、私は結婚の報告だけはすることにしたのです。

 

数年ぶりの電話でも、ミサトは相変わらず。私の話を遮って、モテ自慢がくりひろげられます。しかしそんな用事で電話をしたわけではありません。

 

私が結婚の報告をすると、ミサトは一瞬驚いた様子を見せました。しかしすぐに元の顔に戻り、ミサトも昔の約束を覚えていたようで「昔、結婚式ではスピーチするって約束したかもしれないけど、私はパス」と、自分から結婚式の参加を拒否!

 

「行きたい」と言われたらどうしようと思っていた私は、密かにホッとしたのですが……。

幼なじみに妬まれた結果

その少し後、「大事な話がある」と婚約者から呼び出されました。指定されたカフェに行くと、なんと別れ話! 私たちはうまくいっていると疑いもしなかったので、私の頭の中は真っ白に……。

 

別れの理由は、ミサトです。見事に、ミサトに婚約者を略奪されてしまったのでした。

 

ミサトは地元の男友だちから私の婚約者について聞き出したよう。根回ししておかなかった私のミスです。私は悔しさのあまり、母にすべてを話して号泣しました。

 

しばらくして婚約者から慰謝料が振り込まれ、私の結婚は白紙になったのでした。

 

元婚約者と浮気相手の結婚式に呼ばれた!?

それから3年後、なんとミサトから結婚式の招待状が届きました。相手は私の元婚約者。まだ付き合っていたことはもちろん、私を結婚式に招待したことに驚きを隠せません……。

 

私は、すぐさま「欠席」に○をつけて返信しようとしたのですが、それを見ていた母から「せっかくだから行けば?」と言われてビックリ。なぜそんなことを言うのかと聞くと、母はおもしろい話を教えてくれました。


PTA会長をしていた私の母は顔が広く、地元のスーパーに買い物に行こうものなら、いつも誰かに話しかけられて井戸端会議が始まり、1〜2時間は帰ってきません。そんな母の耳に入ったのはミサトの噂話……。

 

これはおもしろいことになりそうだと思った私は、母の言うとおり「出席」に○をつけて返信しました。

いわくつきの結婚式…

結婚式の当日。ミサトと元婚約者は私の姿を見て喜んでいる様子。「あのときのことは時効ね!」と言われたときは怒りに震えましたが、グっとこらえました。

 

見たくもない挙式を見届け、披露宴もクライマックスというそのとき、噂に聞いていた女性たちがやってきました。彼女たちはミサトに彼氏や婚約者、夫を奪われた女性たち。彼女たちが結託し、当時の恨みをはらしにきたのです。

 

「お祝い」と称して女性たちが用意したのは、ミサトの現在進行中の浮気の証拠写真。ミサトの略奪癖は今も治っておらず、婚約者がありながら、他の男性とも関係を持っていたのです。

 

母が耳にしたのは、この女性たちが水面下でミサトの浮気の証拠を集めていると言う噂。

証拠を手に入れたところまで情報が入っていたので、絶対におもしろいことになると確信し、私に式への出席をすすめたのでした。

 

結局ミサトたちの結婚は破談に。私の元婚約者は女性不振になっていると聞いています。無理もありません。ミサトにとって男性は、愛する人ではなく、目をつけた女性から奪い取って楽しむためのゲームのようなもの。そんな彼女の罠にハマった愚かさを自覚していたらいいなと思うばかりです。

 

ミサトは長らく続いていたモテ期がぱったり終了したよう。年とともに性格の悪さが顔に出てしまったのか、今では男性から声をかけられることもなくなったそうです。

 

人の幸せを壊してまで得た幸せは、長続きしないはず。人の幸せは妬んだり羨んだりせず、一緒に喜べる人でありたいですね。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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