テレワークに不向きな住環境
私は社会人になってからアパートでひとり暮らしを開始! 半年ほど前に会社がテレワークを推奨するようになり、週の半分は在宅で仕事をしています。
けれども、「寝に帰るだけだからいいや」という理由で狭くて古い単身用アパートを借りていたため、私の住環境はテレワークに向いていません。上の階に住む大学生の部屋からは昼夜問わず騒音が聞こえ、私の不満は募るばかり。
しかも、問題はそれ以外にもありました。私がテレワークをするようになったころ、これまでお世話になっていた大家さんが高齢のため引退。息子が後を継いだのですが、その妻・A子が厄介な人物だったのです。
大家の妻から嫌味…
私が住むアパートは大家が管理人も兼ねていますが、新しい大家となった息子の本業は会社員。そのため、主婦のA子がアパートの管理をしていました。
毎日、共有部分の掃除をするA子は、平日も家にいる私のことを無職だと勘違い。私の姿を見かけるたびに「いいわね~毎日グータラできて! こっちは毎日必死に掃除しなきゃいけないっていうのに」と八つ当たりをしてきます。
もちろん私はテレワークで仕事をしていることを説明しますが、A子には理解できない様子。私はA子から嫌味を言われても過剰に反応せず、スルーを徹底していましたが、心の中では引っ越しを検討していました。
家賃を払っているはずが滞納!?
そんなある日のこと。いつも通り自宅でテレワークをしていると、一通のメールが。差出人はアパートの契約をした不動産屋でした。
まだ更新時期ではありませんでしたが、なにかのお知らせだと思いメールを開くと「家賃の振込が滞っています。これ以上滞納が続いた場合には退去を……」と驚く内容が書かれていました。
私は毎月ちゃんと家賃を支払っていたため、慌てて不動産屋へ電話。通話がつながると、不動産屋の担当者から「もう半年も家賃が振り込まれていない!」と責められますが、まったく身に覚えのない私はすかさず反論します。
そして会話を交わしていくうちに、とんでもない事実が発覚。なんと、半年前から家賃の支払方法が私と他の住人とで異なっていたのです!
私は大家の家を訪問
数日後、私は元大家さんの自宅を訪問。家の中には現大家さんとA子もいました。そして、私は家賃を滞納していると連絡があったと話します。すると、大家さんは「不動産屋から聞いています。いろいろ物入りかもしれませんが、こちらとしても家賃はきちんとお支払い頂かないと困りますよ」と発言。
その言葉を聞いて、大家さんはなにも知らないのだとわかりました。すかさず私は、「おかしいですねぇ。私はこの半年間、ちゃーんと家賃をお支払いしてますけど。ねっ、A子さん!」と、A子に話を振ります。そして、半年前にA子から「今後、家賃は不動産屋への振込ではなく、直接自分に手渡ししてもらいたい」と伝えられていたことを打ち明けました。実は半年前から、私は家賃を毎月現金でA子に手渡しをしていたのです。
衝撃の事実が明かされると…
A子は丁寧に毎回領収書を発行しており、私はそのおかげで、毎月しっかり家賃を支払っていた事実を証明することができました。
A子は私から預かった家賃を大家さんや不動産屋に渡さず、自分の懐にすべて収めていたよう。真実を知った大家さんは驚愕し、慌てて私に謝罪。そこで私は、もう1つの「事実」を報告します。実はA子、私の上の階に住む大学生と不倫をしていたのです。その浮気現場を収めた写真をテーブルの上に置くと、大家さんの顔はみるみる青色に……。
A子は管理の仕事をするていで、大学生と密会。下の階の私には2人の声が丸聞こえで、テレワーク中に聞きたくもない声を聞かされ、とても迷惑していたのです。
私から話を聞いた大家さんは激怒! 後日、A子との離婚が成立したそう。そして、アパートからA子と大学生がいなくなり、私には平和な日常が。今は落ち着いて仕事ができています!
【取材時期:2024年8月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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