「早く手伝いに来い!」臨月の私を呼び出す夫⇒配慮ゼロの自己中夫が猛省したワケは?

私は夫と幼稚園に通う娘の3人暮らしです。結婚する前、夫は頼りがいのある“男気あふれる人”だと思っていました。けれど結婚してみると、家でゴロゴロするばかりでした。さらに、家事も育児も女がすべきという考えで何もしてくれず、娘が泣いてもあやすことなく「うるさいなぁ~早く泣き止ませろよ」と一言。いつしか私は、夫への尊敬や信頼を少しずつ失っていきました。
休日になると、夫は会社の同僚を急にうちへ呼び、頻繁に飲み会をするようになりました。そのたびに私は、食事やおつまみの準備、片付けに追われます。小さな娘がいることなどお構いなしに、笑い声とお酒のにおいが家に充満していました。
私は片づけをしながら、「この人、本当に父親の自覚あるの?」と心の中で疑問に思っていました。
臨月の妻に「早く来て宴会の準備をしろ!」
年末が近づいたころ、夫が「年末年始は今年も一緒にうちの実家に帰省しよう。母さんが楽しみにしてるし」と言いました。
義両親のことは大好きですが、私はこのとき第二子を妊娠中。義実家は車で数時間の距離。その時期は臨月になるため、医師から「いつ生まれるか分からないから、遠出は控えて」と言われていました。
「臨月になるし、今年は私は家でおとなしくしてるね」と伝えると、夫は「そうか」と納得して一人で帰省しました。
ところが数日後の夜、うちに私の両親を呼んで夕食を食べていると、突然夫から電話がかかってきました。
「母ちゃんだけだと時間かかるから、今からこっちに来て宴会の準備を手伝ってよ!」
一瞬、耳を疑いました。
どうやら義実家で同級生を呼び、同窓会を開いているようでした。
「ねぇ、分かってる? 私、今臨月だよ。いつ陣痛が来てもおかしくないの。そんなときに宴会の手伝いに、数時間かけてわざわざ来いって? 私とおなかの子のこと、少しでも考えてくれた? はぁ……もう限界だわ。ずっと我慢してたけど、これから先の人生を一緒に歩める気がしない。本気で離婚を考えてるから」
そう伝えて電話を切りました。
反省した夫は
翌朝、義母から「ごめんなさいね。あの子、あなたの大変さを全然分かってなかったの。今、私たちでしっかりお灸をすえて、二度と同じことをしないよう言い聞かせているから」と電話がありました。
電話のあと、義実家では夫が厳しく叱られていたそうです。義母は「臨月の妻に『宴会の手伝いに来い』なんて信じられない」と。義父も「家族を大切にできないなら、夫や父親を名乗る資格はない」と言い放ったといいます。
黙って頭を下げるしかなかった夫は、「自分がどれだけ無神経だったのか、ようやく気づいた」と後に話してくれました。その夜、夫は義実家でもずっと落ち込んでいたと、義母が後から教えてくれました。
昼すぎ、夫から何度も着信がありましたがスルーしました。そして夕方、家に帰って来た夫はすぐに頭を下げ、「本当に悪かった。これからは家事も育児もやる。離婚はしたくない! 考え直してほしい」と謝罪してくれました。
「言葉じゃなくて、行動で見せてほしい。家事も育児も、私ひとりで抱えてきたの。もうすぐ子どもが増えるのに、あなたがこのままなら一緒にいられない。離婚を考え直すかどうかは、これからのあなたの行動を見て判断するから」
私の言葉に夫はうなずき、泣きそうな顔で何度も謝っていました。
第二子出産、家族の再スタート
その後、私は無事に第二子を出産しました。出産に立ち会った夫は涙を流していました。
退院してからの夫は、少しずつ行動で示そうとしてくれるようになりました。最初は不慣れな様子で洗濯物を干したり、娘の送り迎えをしてくれたり。うまくいかず落ち込むこともありましたが、そのたびに「諦めずに続ける」と言っていました。
「ママ! パパがごはん作ってるよ!」
キッチンから漂う香ばしい匂いに、思わず笑ってしまいました。
不器用ながらも努力を重ねる夫の姿を見て、ようやく心の中のわだかまりが少しずつ溶けていきました。
今では、4人で過ごす毎日が本当に幸せです。仕事で疲れて帰ってきても、夫はまず赤ちゃんの様子を見に行き、おむつを替えたりミルクをあげたりしてくれます。娘ともよく遊び、寝る前には絵本を読んであげるのが日課になりました。
そんな姿を見ていると、あのころの冷たかった態度が嘘のようです。不器用でも、一生懸命に家族と向き合う夫を見て、少しずつ信頼が戻ってきました。これからは、家族みんなで助け合いながら、穏やかで温かい時間を積み重ねていこうと思います。
◇ ◇ ◇
相手の限界を想像せず、自分の都合だけで家庭を動かそうとした結果、最後に突きつけられたのは「一緒にはいられない」という現実。思いやりを欠いた身勝手さは、きれいにそのまま自分に返ってきます。今ここで気づいて改められるかどうかで、夫婦の未来は変わります。相手の体と命を最優先にできる人に“改心”できたとき、ようやく明るい未来が見えてくるのでしょう。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
臨月で遠出を止められているにもかかわらず、夫が優先したのは義実家の宴会と自分の都合。思いやりのない一言は、妻の中に積もっていた不信感を決定的なものにしました。しかし、この出来事をきっかけに、夫は自分の無神経さに気づき、行動で向き合うようになります。もしあのとき、改めることができなければ、夫婦の未来はなかったかもしれません。今ここで気づき、変われたからこそ関係は続いた――思いやりを行動で示せるかどうかが、夫婦の分かれ道になるのだと感じさせるエピソードでした。
続いては、さらに別の角度で妊娠中の理不尽さ炸裂。相手の体調や暮らしを完全に軽んじ、勝手な言い訳だけを繰り返す振る舞いが、一体どんな結末を迎えたのでしょうか……。
妊娠中のツラさを理解しない夫「妊婦だからって甘えるな」⇒夫に頼るのを一切やめた結果!?

体調不良をきっかけに病院を受診した私。検査の結果、妊娠していることがわかりました。夫に連絡すると……。
うれしい報告のはずが、夫の言葉にモヤモヤ
夫が「風邪だった?」と尋ねたので、私は「妊娠してたの。2カ月だって」と伝えました。夫は一瞬絶句し、「は? マジか!?」とつぶやきました。その反応に思わず「喜んでくれないの?」と問いかけると、夫は「いや、めでたいことだけど……ごめん。でも病気じゃなくて良かったじゃん」と言葉を濁しました。私は少し戸惑いながらも「それはそうだけど……」と返しました。
すると夫は「ってことは俺もついに父親かぁ。よし、今日は妊娠祝いで飲みに行くわ!」と言い出しました。私は驚き、「普通は早く帰ってきてくれるんじゃないの? 私と一緒に祝うとか……」と訴えました。しかし夫は「妊娠したら酒も飲めねーし。俺、焼肉食べたいし」と勝手なことを並べます。私は「もう子どもはおなかにいるんだよ? だからこれからは無駄遣い禁止ね。それから育児も家事も協力してね」と釘を刺しました。
ところが夫は「今言わなくてもいいだろ。せっかく飲みに行くって決めたのに水差すなよ。そういうのはもっと先でいい」と不機嫌そうに言います。私は真剣に「出産まで1年もないんだよ。今、家事すらまともにできないんだから、少しずつ練習していかないと」と訴えました。夫は面倒くさそうに「はいはい、わかったって。そのうちな」と言い残し、その後「今日は帰り遅いから飯要らない」というLINEが届きました。
体調が悪い私に夫が放った“まさかの言葉”とは…?
5カ月後、夫から突然「今日、後輩を連れて帰る」と告げられました。私は驚き、「今日? これから?」と聞き返す間もなく、夫は当然のように「酒と簡単な食事をよろしく! 寝ていていいから準備だけしといて」と言い放ったのです。
しかし私は体調が思わしくなく、夜も眠れない日が続いていました。誰かを家に招くのはとても負担で、「ちょっと無理かも」と正直に伝えました。すると夫は「は? なんでだよ」と強い口調で返してきました。私は「最近あまり寝られていないし、体調も良くない。食事を作るのは難しい」と説明しましたが、夫は「簡単なものでいい」と取り合ってくれません。私は「その“簡単なもの”すら難しい」と繰り返しました。
すると夫の態度は一変し、「いい加減にしろよ!」と怒鳴ったのです。「どうせ面倒だから体調不良を装ってるんだろ? 妊娠を言い訳にしてラクをするな」と責め立てられ、私は言葉を失いました。体調のことを必死に説明しましたが、夫は「妊娠は病気じゃない」と切り捨てます。
そして「とにかく飯と酒を用意しろ」と言うので、私が「それなら自分で買ってきて」と返すと、「それは無しだろ。こっちは仕事で疲れてるんだから」と突っぱねられました。最後には「19時に帰るから、それまでに用意しておけ」と言い残し……。私はおなかの子を守りたい気持ちと、夫の無理解との間で揺れながら、どうしたらいいのかわからず立ち尽くしてしまいました。
謝っても止まらない夫の不満…考えた結果
それから1週間、私は体調が優れず、夕食を準備できませんでした。「今日もごはんを作れなくてごめん」と謝りつつ、少しずつ回復してきたことを伝えました。ところが夫は眉をひそめ、「週の半分が弁当や惣菜なんて、ほんとやってられない。朝食までまともなものが食えないなんて地獄だ」と不満をぶつけてきたのです。
私が何度謝っても夫は止まらず、「甘えすぎだろ。俺が男だからって騙そうとしてるんじゃないのか? 卑怯だよな」と責め立てました。私は必死で「騙してなんてない! 妊娠中は体調が人それぞれで違うの。なんでそんなこと言うの?」と訴えましたが、夫は「うわー、今度はヒステリーかよ。だるい」と冷たく突き放してきます。
さらに夫は「家事もサボりがちだし、飯も作らない。お前、うちにいる価値あるか?」と畳みかけてきました。私は「それは体調が悪くて……」と弁明しましたが、夫は「体調悪くてもできるだろ。あれもできない、これもできないじゃ困る。そんなんじゃ子育てなんて無理だ」と突き放すばかり。
心が折れそうになった私は「もういい……わかった。頼らなきゃいいんでしょ」と小さくつぶやきました。すると夫は満足げに「そうそう、人に頼るのは無しだ。母親は具合が悪くても動かなきゃいけない。仕事もしてないんだから家事くらい完璧にやれよ」と言い放ちました。私は悔しさと悲しさに震えながら、ただ黙ってうつむくしかありませんでした。
夫の不満に限界…私が選んだのは“家出”!?
翌日の夜、夫から「おい、家にいないのか?」と連絡がありました。私が「うん」とだけ答えると、夫は「飯も作らずどこ行ってんだよ。部屋も汚いぞ?」と不満をぶつけてきました。私は静かに「部屋を汚しているのはあなただよ。昨日の夜に食べたお菓子もそのままになっているよね。なんであなたが汚した部屋を私が片付けなきゃいけないの? 甘えないでくれる?」と言い返しました。
すると夫は声を荒げ、「は!? 俺は働いてるんだぞ! 妊婦だからってなんでも許されると思うなよ! 甘えるな!」と怒鳴りました。その瞬間、スマホ越しに母の声が響きました。「誰が甘えてるって?」と。夫は驚きながらも「あなたの娘です」と主張しましたが、母は冷静に「なるほどね……。今朝、娘が家に帰ってきて『離婚したい』と言うから話を聞いたの。信じられないと思ったけど、本当だったのね」と告げました。
夫は慌てて「いや、その、叱咤激励を…」と言い訳しましたが、母は「誰の子を産むと思っているの? 甘えているのはあなたのほうでしょ。料理も掃除も洗濯もできないなんて」と厳しく指摘しました。そして「娘とは離婚させます。そのつもりで」と言い切りました。
夫は「待ってください、離婚は大げさです」と取り乱しましたが、母は「大げさ? まったく反省していないのね」とさらに怒りを募らせました。夫は「父親になる実感がなくて……」と苦しい言い訳をしましたが、母は「実感がなくても行動で示せるでしょ。思いやりも配慮もできないなら、妊娠を喜んでいないのと同じ」と一刀両断しました。夫は泣きつくように「今後は労わります。気遣います」と懇願しましたが、母は冷たく「じゃあ離婚ってことで。娘は一番それを望んでいるから。離婚届は明日送ります」と言い切りました。
「父親は必要だろ?」食い下がる夫に、私の答えは…
臨月を迎えた私は、夫に「離婚届にサインしてください」と連絡しました。夫は慌てたように「そろそろ許してくれよ。俺も反省したんだ。母さんにもフルボッコにされたし」と言い訳を並べました。私が「あなたの親はまともで良かったわ」とだけ答えると、彼は「俺もそれだけ酷いことをしたってわかったんだ。反省したし、今日なんて部屋の掃除もしたんだぞ? 偉いだろ?」と自慢気に言いました。私は冷ややかに「ごく当たり前のこと。わざわざ自慢することじゃない」と返しました。
それでも彼は食い下がり、「子どもが生まれたらどうするんだ? シンママになったら大変だろ?」と不安をあおってきました。私は「両親も義両親もサポートしてくれるから大丈夫。問題はあなただけ。あなたがいなければ、私はスムーズに育児ができる」とはっきり告げました。彼が「きっと上手くいかない。父親は必要だ」と口にするので、私は「父親は大事だけど、あなたはいらない。父親の資格すらない」と突き放しました。
彼は「俺も父親になるのは初めてで、実感がなくて」と泣き言を言いましたが、私は「実感がないなんて言い訳はいらない。やさしさの問題なのに」と切り捨てました。その後も夫は復縁を懇願しましたが、私は断固として拒みました。両親や義両親とも相談し、弁護士を立てて正式に離婚が成立。今は育休中で、無事に生まれた子どもと穏やかな日々を過ごしています。
◇ ◇ ◇
妊娠中は体調の変化が大きく、家事や日常生活に影響することも少なくありません。だからこそ、夫婦で協力し合い、思いやりを持って支え合うことが大切です。おなかの赤ちゃんを一緒に迎えるために、父親となる人も「自分ごと」として向き合い、家族の絆を深める第一歩にしてほしいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回の2つのエピソードに共通していたのは、妊娠中の妻の体と生活を“後回しにしても回る”と勘違いしたところ。気遣いゼロの言動は、積み重なれば積み重なるほど、信頼を静かに削っていきます。
そして、分かれ道もシンプルでした。危機感を持って優先順位を改め、行動で取り戻せたケースもあれば、最後まで相手の苦しさを理解せず、関係そのものが終わってしまったケースも。妊娠中は「行動」と「優先順位」が問われる大切な時期なのかもしれません。そこで誠実さを欠けば、取り返しがつかなくなる——そんな現実を突きつける2本でした。
似たような話ばっかりで既視感ありすぎだし、ネタ切れしてるなら、しばらく休載してもいいのでは??