ランチ会で始まったマイホーム談義
ある日のランチ会で、ママ友の一人から「家を建てる計画とかしているの?」と聞かれました。ちょうど、家を建てるためハウスメーカーを選定しようとしていたところで、お互いに情報交換をすることができ、意気投合して盛り上がりました。
ママ友はたくさん展示場周りや工務店などを調べつくしていた様子で、毎週いろいろな住宅関連会社を巡っていたようです。一方、私はもともと候補にしていたのは3社ほどで、結果的に最初に訪れた1社目で契約に至りました。
ランチから数週間後、ママ友から「その後、マイホーム計画は順調?」と連絡が。契約したことや、無料のFP相談がとても参考になったことを伝えると、「私も気になってたメーカーだから紹介してほしい!」と言われました。
紹介制度もあるし、ママ友にメリットがあるならと私は快く紹介しました。
ハウスメーカー担当者からのまさかの言葉
ところが後日、ハウスメーカーとの打ち合わせ中に担当の方から衝撃のひと言が。
「せっかく紹介していただいたのですが……◯◯さん(ママ友)とはこれ以上は打ち合わせを続けられないと思っていまして」
驚いて理由を聞くと、ママ友はFP相談だけを目的に訪れ、提案営業を一切受け付けず、「こちらは候補に入っていないので」と冷たく言い残して帰ってしまったとのこと。
私には「気になっていたメーカー」と話していたので、強い違和感とショックが残りました。
双方に良かれと思って紹介したものの、まさかこんな結果になるとは思いませんでした。
その後、ママ友からは「担当と馬が合わなかったから担当者を変更してもらった」と連絡がありましたが、ハウスメーカー側の話が本当であれば、むしろ“断られた”のだろうと思います。
しばらくして届いた近況報告でも、ハウスメーカーはまだ決まっていない様子でした。
今回の件を通して、ママ友にも私の知らなかった一面があるのかもしれないと感じました。どちらの話が完全に正しいのかはわかりませんが、私自身が少しモヤッとしたのも事実です。
普段はほんわかとやさしい印象の彼女ですが、価値観の違いや受け取り方の違いもあるのだと実感し、今後はお互いに気持ちよく付き合える“ほどよい距離感”を意識していこうと思った出来事でした。
著者:一条 零/30代女性。2021年生まれの女の子のママ。正社員で平日勤務をしながら、ほぼワンオペで子育てに奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
※AI生成画像を使用しています