眼鏡を忘れた私
私は近視のため、外に出るときはいつも眼鏡をかけています。しかし、その日はうっかり眼鏡を忘れてしまい、家の外でそのことに気がつきました。
ただ、家に戻ることは面倒だったため、そのまま外出。行き先は行きつけの洋服屋さんなので、「店内の様子はわかっているし、夫も一緒だから大丈夫」と思っていました。
店内に入ろうとすると…
そして、ウキウキした気持ちで店内に入ろうとした瞬間……。突然おでこにガツンとした衝撃と、頭の中でチカチカするような感覚があり、その場にしゃがみ込んでしまいました。夫の「大丈夫?」との声を聞いて、入口のガラス製の扉にぶつかったことに気がついたのです。
夫はお店の人に許可を取り私を店内の椅子に座らせ、タオルハンカチをお手洗いで濡らしておでこに。さらに、「コンビニに行ってくるからここで待っていて」と言い、数分後、袋を2つ持って戻ってきました。1つにはスイーツがたくさん入っており、迷惑をかけてしまった店員さんたちへ。もう1つの袋には冷たい水と瞬間冷却剤が入っていて、私のおでこに当ててくれたのでした。
忘れたことを猛省
夫の素早い対応のおかげで、おでこは赤みが少し残っただけで腫れはほとんどありませんでした。夫の行動力に感謝すると同時に、眼鏡をかけないで外出したことを猛省した私は、自宅に戻ってすぐに玄関に「眼鏡」と書いた紙をぺたり。今後は絶対に眼鏡を忘れないと心に誓いました。
著者:吉野詠美/40代女性・情報系専門学校を卒業後、技術系事務、経理、ショールーム受付、小売業、BAなどの仕事を経験。趣味は、コスメ・メイク・スキンケアなど美容に関することへの探求と読書など。
作画:ちえ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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