にしこ
どうしてはっきり断らないの？
体育の授業が終わったあと、ユキトはにしこさんのもとにやってきて、「さっきは変なことに巻き込んじゃってごめん」と謝ります。にしこさんは「ユキトのせいじゃないよ」とフォローしながらも、「部活のマネージャーだからモカちゃんのことが大切なのはわかるけど、もっとユキト自身がはっきり拒否しないと、モカちゃんの態度は今後も変わらないんじゃないかな」と告げます。すると、ユキトの反応は……？
「陸上部のためにいつも頑張ってくれている姿を見ているから、できればモカちゃんのことを傷つけたくないんだ」と話すユキト。
にしこさんが「それで彼女である私が傷ついてるんだけど、それはいいわけ？」と突っ込むと、ユキトは気持ちが追いつかずパンクしてしまったようで、「俺だって本当は強く言いたいよ！でも俺がモカちゃんを拒絶したせいで部活に支障が出たらと思うと、何も言えないんだよ！」と、まさかの逆ギレをしたのでした。
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普段から落ち着いていてやさしい性格のユキトが、こんなふうに声を荒げるなんて……。ユキト自身も語っていますが、モカちゃんの行動にフラストレーションが溜まっている、というのは本当なのでしょうね。問題が大事になってきた今、にしこさんとユキトは一度、真剣に今後のことを話し合ったほうがいいかもしれません。
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彼女がハッキリ「傷ついてる」って言ってるのに、傷つけている相手をかばう時点で、もう無理。