それは最初に言うべきこと!?
陣痛に耐えながら、分娩室へ。助産師さんの声に合わせていきんでいましたが、初めての出産で必死な私。周りのことは見えていませんでした。
無事に出産して部屋へ戻ると、母からまさかの言葉が。
「ねぇ、本当に恥ずかしいよ。すごい声だったよ! 部屋で待っていたけれど、こっちまで聞こえてたよー!」と言われたのです。
出産を終えた私への第一声が「お疲れ」や「頑張ったね」ではなく、叫び声がすごかったと言った実母。
日頃から天然でどこかズレていると感じていましたが、こんな一大イベントのときまで……。ある意味さすがだなと思いました。退院して数日後にまた同じことを言ってきて、もうわかったよ……とあきれてしまいました。
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「頑張ったね」など、共感のこもった労いの言葉をもらえるとうれしいですよね。相手の状況を考え、できるだけ気持ちに寄り添った言葉をかけたいものですね。
著者:岩崎里奈/30代女性・会社員。5歳と1歳の息子の育児に奮闘中。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています