ことの発端は、保育園からのお迎え連絡からでした。
息子が発熱したことで、この日も早退することになってしまったユキエさん。するとズル子が「みんなの代わりに言わせてもらうけど、みんな迷惑してる」など、キツい言葉でユキエさんを責めたのです。
しかし、その言葉を聞いた後輩や課長は、ユキエさんを労わる言葉をかけ、会社は欠勤・早退してしまうことを承知しているから問題ないとかばってくれました。
課長はズル子が先日家族の体調不良のため欠勤したことを挙げ、「自分はよくてほかの人は駄目って、それは違うんじゃない?」とズバッと指摘。
それに腹を立てたズル子は、以前偶然耳にしたユキエさんの子どもが通う保育園の名前を思い出し、ネットで検索……。
一方、保育園にたどり着いたユキエさん。
そこで先生から、先ほど会社から電話があったことを告げられます。
保育園にかかってきた電話の内容とは?















会社からの電話に出たのは園長先生です。ユキエさんの息子・ダイキくんについて
「本当に熱を出していますか?」
「会社としては、子どもをダシにして仕事をサボっていると思っています」
という、耳を疑うような問い合わせでした。
あまりの物言いに怒りを抑えきれなかった園長先生は、プライバシー保護の観点から回答を断り、相手の言い方を注意します。
しかし、相手は分が悪いと思ったのか名乗りもせずそのまま電話を切ってしまったそう。
それを聞いたユキエさんは、園長先生にお礼を言い、電話してきたのが女性であることを聞き出し、相手がズル子であろうことを確信したのでした。
◇ ◇ ◇
いくらユキエさんの欠勤・早退が気に入らないからといっても、「子どもをダシにする」という言い方は、不適切すぎる発言でしたね。
そして、まるで会社全体の意見かのように「サボリではないのか」と聞くのはユキエさんに失礼ですし、話が大事になりかねない不適切な行為です。
ズル子は怒りのあまり、ビジネスマナーも配慮できなくなっている様子。ズル子には、自分の行動について本当に自分がすべきことか、していいことかしっかり考え、見直してもらいたいですね。
よういちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
よういち