義母と義父がわが子の名前に反対する理由
子どもの性別がわかり、名前は前から少し憧れていた名前を付けることにしていた私たち夫婦。少し変わっている名前だったのですが俗にいうキラキラネームではなく、どちらかといえば古風な名前だと思います。
私が夫に提案すると、夫も気に入ってくれたので、名前はほぼ決定していたのです。しかし、義理の両親に話すと、とても驚き、なんと全否定されてしまいました。
「将来苦労する名前だからやめなさい」
「画数も良くないわ」
「もっと今時の名前にしてあげなさい」
理由などを伝えても理解してもらえず、みんなに喜んでもらえる名前にしたかったのもあり、私たちが折れることに。結局一般的な名前にしましたが、そこまで否定しなくてもいいじゃないかと正直思ってしまいました。
子どもは私と旦那の間に生まれた子どもなのに……という気持ちがぬぐえなかったのだと思います。また、考え方が違うとはいえ、私たち夫婦の考えを尊重してもらえず悲しくも感じた出来事でした。
変更した名前も自分たちで決めた名前であり、素敵な名前だと思っていて、私も夫もとても気に入っています。名前に後悔はありませんが、この経験を通し、私はわが子と意見や考えが食い違ったときも、全否定するのではなく、ひとりの人間として尊重していこうと心に誓いました。
著者:木村咲良/40代女性/フリーランスで在宅でまったりと仕事をしている。子どもは現在12歳。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)