虫歯ではない!? 診断の理由に心当たりが…
先生にレントゲン撮影や診察をしてもらい、私はひどい虫歯ができてしまったのではないかとドキドキしながら診断結果を待っていました。すると先生から「虫歯ではないのですが、前歯の神経が炎症を起こしています」と言われたのです。
続けて、「最近、前歯をぶつけた覚えはありますか?」と聞かれ、私はハッとしました。歯に痛みを感じるようになった前日に、長男の頭が私の前歯にぶつかったことがあったのです。私が長男と向かい合って抱っこをしていたときに、長男が急に動いて頭が私の前歯に直撃したのでした。
長男は頭を痛がる様子はなく、たんこぶもできなかったのですが、私はしばらく歯の痛みに苦しみました。少ししたら痛みは引いて、その日は食事もできたので、まさかその痛みが翌日にぶり返してくるとは! 完全に想定外でした。
先生からは「処置や薬の処方をするほどの炎症ではないので、数日で治ってくると思います」と言われ、その3日後に痛みは完全になくなったのでした。
虫歯ではなく、治療せずに済んだことにホッと安心した私。しかし、今回は大したことない炎症で済んだけれど、もっと大きなケガにつながったり、長男に何かあったりしたらと思うと、私は恐ろしくなったのです。そして改めて育児中は気が抜けないことを痛感し、予期せぬ長男の行動を注意深く見ていこうと心に決めました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:水沢 雫/30代女性。2016年生まれの男の子と2020年生まれの女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)