家庭でのナプキン処理の悩み
自宅では使用済みのナプキンをサニタリーボックスに入れて捨てていた私。
普段はゴミを捨てるタイミングでまとめて使用済みナプキンも処理します。しかし、夫がゴミを出してくれる際、サニタリーボックスの中のゴミまでお願いするのは、ちゅうちょしていました。
そのため、夫がゴミを捨てるときにナプキンを回収できず、さらに私がゴミを捨てるときは私自身が捨て忘れてしまうこともあって……。
このため使用済みナプキンがしばらくサニタリーボックスの中に入れっぱなし、ということが度々ありました。この問題をどうにか解決したいと考えながらも、なかなかよい方法が見つからず、私は何カ月も悩んでいました。
子どものおむつから学んだ解決策
ある日、ふと子どものおむつ処理を見て気がついたことがありました。子どものおむつはトイレの中に専用のゴミ箱を用意し、その中の袋に入れています。
もしこのゴミ箱を活用して、使用済みのナプキンも同じ袋に丸めて捨てることができれば、問題は解決するのではないかと思ったのです。夫はゴミを捨てるとき、子どものおむつは毎回忘れずに捨ててくれます。私もゴミ捨てのとき、おむつ袋ならば忘れることはありません。
最初から私のナプキンもサニタリーボックスではなく、おむつと一緒に捨てればいいのでは、というこのシンプルなアイデアは、私にとって大きな発見となりました。
新しい処理方法で生活がラクに
新しいアイデアを思いついた次の生理のタイミングで、さっそくこの方法を試してみました。
結果は大成功。私の予想通り、おむつは毎回きちんとゴミ捨てのたびに捨てるので、使用済みナプキンも同じゴミ袋に入れることで捨て忘れることがなくなりました。
夫もゴミを捨ての際に忘れずに捨ててくれるので、「ナプキンも捨てて」と言えなくて困ることもなくなりました。この方法にしてから、ナプキンを捨て忘れる、という事態は起きなくなり、家の中のゴミ処理が一段とラクになりました。試してみて本当によかったと感じています。
少し工夫するだけで日常の困りごとが解決することもあると学んだ私。これからも小さな改善を積み重ねて、快適な暮らしを目指していきたいです。
著者:nanoka22/30代女性・社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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