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【豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方】豚肉のプロも教える「やわらかい!美味しくなる」0円裏ワザ

こんにちは、調理師でライターのだいきです。

みなさんは、豚しゃぶを茹でるとき、沸いた熱々のお湯で茹でていますか?

最近ネットで「沸騰しない火加減で茹でると美味しい」ことを目にし、どれどれと調べてみると、豚肉を扱う『ハム工房ぐろーばる』さんの公式サイトにも「ぐらぐらと沸いた状態のお湯で豚肉を茹でるのはNG」と記載が!

そういえば、僕も調理師として若手の頃「肉は茹ですぎたり、焼き過ぎたりするな!」と、よく言われていましたっけ。

しかし、食べ比べてみたことはないので「本当に違うのか?どう美味しさが変わるのか?」気になるところ。じっくり検証していきたいと思います。

やってはいけない?豚肉を「お湯がぐらぐらと沸いた状態」で茹でてみた

今回の検証では、スーパーで売っているしゃぶしゃぶ用の豚バラスライスを使っていきます。

 

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

まずは、ぐらぐらと沸いた状態のお湯で、豚肉を茹でてみました。

 

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

豚肉に火がとおったら、ザルにあげておきます。

 

豚しゃぶを「沸騰したお湯を極弱火」にし、お肉をくぐらせてみた

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

続いて、沸騰した湯を用意したら火を極弱火にして、お肉をゆっくりとお湯にくぐらせていきます。

 

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

こちらも同じように、火がとおったら、ザルにあげておきます。

 

実食!【熱湯で茹でたVS極弱火でくぐらせた】

見た目の違いは?

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方(左:熱湯で茹でた豚肉、極弱火でくぐらせた豚肉

 

見た目の違いがあるのか、じっくりと見比べていきます。

 

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

こちらがぐらぐら沸いた熱湯で茹でた豚肉です。

 

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

続いて、こちらが極弱火のお湯でくぐらせた豚肉。

 

見た感じは、まったく変化はありませんね。

 

お肉のやわらかさは?

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

お肉のやわらかさはどうでしょうか。

 

箸で持ち上げてみたところ、熱湯で茹でた豚肉のほうが「若干かたい」気がします。

 

極弱火でくぐらせた豚肉のかたさを100点満点中50点(100点がかたい)とすると、熱湯で茹でた豚肉は、55点くらい。

 

本当に微妙な差ですが、違いを感じました。

 

食べ比べてみたら

豚しゃぶ、絶対やってはいけない茹で方

 

極弱火でくぐらせた豚肉の方が、「ほんの少しだけしっとりしている気がするな」ということ。+3点くらいのイメージです。

 

本当に少しの差ですが、確実に極弱火で茹でたほうが美味しいです。

 

お金のかかるものでもないですし、間違いなく極弱火がおすすめですね。

 

しゃぶしゃぶをする時に試してみて

見た目の違いはほとんどありませんでしたが、食べてみると、しっとり感がわずかに違いました。

 

極弱火でお湯にくぐらせたほうが+3点~5点くらい美味しくなるイメージ。

 

火加減を調節するだけで、美味しくなるので、試さない手はありません。しゃぶしゃぶをする際には、ぜひ極弱火でくぐらせてみてくださいね。

 

 

 

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    著者プロファイル

    ライターだいき

    ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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