お義母さん、さすがにやめてください!
上の娘がまだ離乳食を食べていたころに起こった話です。義両親の家にお邪魔し、その日は少しの間、お義母さんたちに娘を預けて夫婦で買い物をしていました。遅くなってしまったのでお義母さんに連絡すると、義実家で夕食を食べて行くことになりました。
娘の離乳食の持ち合わせがなかったため、帰りに近くのドラッグストアでベビーフードを買うとお義母さんに伝えたところ、「私が作るからいいわよ!」と言ってくださったので私はお言葉に甘えることに。
大人はガッツリお肉にご飯、そして娘にも同じようにご飯と小さく切ったお肉……。まだ歯も十分に生え揃っていないため、食べられそうにありません。心苦しいですが、そう伝えるとなんと! お義母さんが口の中で噛み砕いたものを、娘に食べさせるから大丈夫だと言うのです。
さすがに阻止し、事なきを得ましたが、「昔は皆んなこうだったのよ」と義母。そうかもしれませんが、大人同士だったら不快に感じてしまうはずの行動を、子どもに対してはしようとする姿に、私は衝撃を受け、なんとも言えない気持ちになりました。
その日は、娘にはご飯とお菓子を与えて凌ぎました。それからは、ベビーフードの予備を持ち歩くように。昔と今の子育て方法の違いを実感した出来事でした。私も将来、わが子が子育てするようになったときに、子どもの結婚相手や子どもに対して、今のやり方を勝手にしてしまわないように気をつけようと思います。
著者:坂上 理恵/40代女性/未就学児を育てる母。マイペースな義両親と同居中。スモークチーズにハマり中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)