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「低収入嫁は出てけ!」私の転職を批判する夫と義母→私「いいけど生活大丈夫?」真実を知った2人の末路は…

夫と義母にベンチャー企業を反対された私は、義母との同居を条件に、転職することが許されました。それから3年たったころ、夫と義母が憤慨した様子で、仕事から帰宅した私を待ち構えていました。そしてこのことがきっかけで、同居中、義母と約束していた「お互いの部屋には勝手に入らない」というルールを、義母が破っていたことに気付いたのです……。

友だちが興したベンチャー企業に誘われていた私。年収が半分くらい下がってしまうものの、興味がある分野だったこともあり、私は挑戦したいと考えていました。

 

しかし、それに異を唱えたのが夫と義母。やはり年収が下がってしまうことがネックだったようです。最初から役員として迎えられることや、会社の成長によって年収が上がることを必死に説明しましたが、転職の条件として義母との同居を提案されました。

 

どうしても転職したかった私は、同居を承諾。それから3年間、義母と同居していたのですが、ある日仕事から帰ると仏頂面の夫が待っていたのです……。

 

約束を破った義母

「何がベンチャーだ!やっぱり失敗したじゃないか!」「会社が成長すれば年収3000万とか言っていた嘘つき嫁はとっとと出て行け!」と、帰宅するなり夫に怒鳴られた私。

 

突然叱責されて、私もびっくり。思い当たる節がまったくなかったのです。

 

驚いている私に、夫は1枚のチラシを差し出しました。それは、私の部屋に置いてあったはずのものでした。

 

「母さんがお前の部屋にバイトのチラシがあったって言って持ってきた」「時給850円のスーパーの棚卸のバイトしてるんだろ!?」「会社の倒産がバレたくなくて、必死にバイトでごまかしてるなんて、無様だな」

 

義母とは、お互いの部屋には勝手に入らないと約束していたはずでした。勝手に入ってチラシを見つけ、言いがかりをつけてくるなんて……と、私は悲しくなりました。

 

しかし、私が何を言っても、頭に血が上った夫には届いていないようでした。

 

「高収入なのがお前のたった1つの取り柄だったのに!」

「使えない嫁はただのブタ!時給850円の嫁は出てけ」

「いいけど、生活大丈夫?」

「自分の心配しろよw」

 

「前に書いた離婚届ももう提出してきたからな!」と夫。私の転職で揉めたときにお互いにサインした離婚届を、夫は勝手に提出してしまったのです。

 

 

 

ぽかんとする夫

「お前の人生終わったな」と私をあざ笑う夫に、私も微笑み返しました。なぜなら、今の私には離婚なんて痛くも痒くもないからです。

 

「離婚届は提出して受理されたんだよね?」「私たちはもう他人、これからは年商10億のバツイチ会社社長として、1人で人生を思いっきり謳歌しなきゃね!」と言うと、夫はぽかん。

 

「お、お前が社長っていうのはどういうことだよ!」と夫。「そのままの意味だよ?転職するからには結果を出すって約束したでしょ?宣言通り会社を大きくして、この度社長に就任しました~!」と言うと、夫は顔面蒼白に。

 

もちろん、ベンチャーということもあって、会社を大きくするのは一筋縄ではいきませんでした。しかし、諦めずに努力して結果を出し続けた私。前社長が「現場仕事がしたい」と押しつけてきたこともあって、社長に就任することとなったのです。

 

 

 

妻を信じなかった夫の末路

「じゃ、じゃあ、このチラシは……」と言う夫に、「今の最低賃金知ってる?時給850円で働かせるのは違法よ」と答えました。このチラシは、社員にサンプルとして作ってもらったもの。今度うちの会社でWEBデザインスクールを立ち上げることになり、その一環で作らせたものだったのです。

 

チラシの正体を知って力が抜けたのか、その場で座り込んでしまった夫に、私はやさしく「これで誤解は解けたわよね?」「お義母さんと一緒に、荷物をまとめて早く出て行ってね!」と声をかけました。

 

その後――。

 

 

元夫や元義母から何度も泣きつかれた私。「あのとき初めてあなたの部屋に入ったのよ」と言ってきた義母には、同居当初から私の部屋に設置していた防犯カメラの映像があることを告げました。そこには、何度も私の部屋に侵入する義母の姿が映っていたのです。「約束を破るような人とは一緒に暮らせません」と言うと、義母はようやく引き下がりました。

 

元夫は「母さんとの同居は解消していいから、また俺と結婚してくれ」「俺にはお前しかいないんだ。ずっとお前だけを愛しているんだ」と歯の浮くようなセリフをたくさん言ってきました。しかし、夫が若い女性と浮気していることは興信所を通して確認済み。元夫と浮気相手両方に慰謝料を請求しようと思っています。

 

 

元夫と元義母と離れ、ひとりで誰にも邪魔されないで過ごす空間はとても快適です。これからは私が会社の顔になるわけですから、今まで我慢していた美容にも積極的に取り組んでみようかな、と考えています。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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