こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食をあまり食べてくれないけれど、そろそろ卒乳のことも頭によぎっているママもいると思います。離乳食をあまり食べないからこそ、おっぱいの存在は重要。でも、このままだとなかなか卒乳できない!そんな思いをお持ちのママさんのお悩みに答えます。
離乳食をあまり食べなくても卒乳できる?
この質問の答えは「できるかもしれないし、できないかもしれない」としか言えません。
赤ちゃんはそれぞれ個性があります。卒乳したことで離乳食を食べてくれるようになった子もいれば、結局離乳食を食べずに卒乳できなかった子もいます。ですので「赤ちゃんのペースに合わせる」ということが大前提となります。
卒乳に向けてママができる3つのポイント
ママが、主導権を握って赤ちゃんのお腹を空かせてみるといいと思います。その方法について3つご紹介しますね。
1.おっぱいの時間を決める
今まで赤ちゃんが欲しいときに飲んでいたおっぱいを「夜寝る前だけ」などママがルールを作るのもいいかもしれません。ママがルールを決めて赤ちゃんに伝えることができれば、はじめは大泣きするかもしれませんが、赤ちゃんもわかってくれるようになります。
2.しっかり活動する
しっかり活動するのも大切ですね。遊びには全身を動かす遊びと、手先を使う遊び、絵本などを読む遊びなどさまざまあります。赤ちゃんの興味関心のある遊びをいっぱいして、お腹を減らして食事に向かう準備をしましょう。
3.1日のリズムを整える
食事・睡眠・運動(遊び)この3つはどれも外せない大切な生活習慣です。3つの生活習慣のリズムを整えると、自然とお腹がすくようになります。
離乳食をあまり食べないのに卒乳するのは不安だと思いますが、まずはお腹がすく環境を整えてあげ、卒乳しやすいようにしてあげましょうね。
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。