ワンオペ育児をしていた私
2人の子どもが乳幼児だったころ、私はワンオペ育児をしていました。 特に大変だったのは生理期間中の入浴です。赤ちゃんのころは経血が出ていても気にする必要はなかったのですが、子どもたちが成長するにつれて困ったことが起こりました。
お風呂場がパニックに!
上の子が4歳になったころのこと。一緒にお風呂に入っていると、体を洗っている私から経血が漏れてしまい、上の子は「ママのおしりから血が出てる!」と大騒ぎ。下の子まで一緒になって怖がり、浴室がパニックになってしまったのです。
焦りましたが、その場では子どもたちをなんとか落ち着けることに成功。ただ、毎月大騒ぎになるのも困るので、私は生理について子どもたちに話すことに。翌日、2人が落ち着いているタイミングを見計らって説明しました。血が出ていても病気ではないこと、みんながお母さんのおなかにいたころ、この血のベッドで守られていたことなど……。
どこまで理解できたのかは不明ですが、その日のお風呂は落ちついて入ることができたのでした。
やさしく育ってくれた子どもたち
その後も繰り返し、私は子どもたちに生理のことを伝え続けました。そのこともあってか、小学生になった今では、私が生理のときには気づかってくれるやさしい子に育っています。
著者:仲間あい/30代女性・2014年生まれ男の子、2016年生まれ男の子、2018年生まれ女の子を育てるママ。医療事務6年(婦人科)、子育て講座認定講師3年の経歴を持つ。自身の経験を元に生理に関する記事の執筆をしている。
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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