出産をすると、健康保険から出産に必要な費用の経済的負担の軽減を図るため支給される出産育児一時金。この出産育児一時金の金額が今年平成27年1月から引き上げられました。しかしながら、厚生労働省のホームページを確認してみても、平成21年10月から42万円という支給額は変わっていない様子。では何が変わったのでしょうか?
出産一時金の内訳
出産一時金は、直接支給される額と産科医療補償制度の掛け金との合計となっています。
昨年までの内訳
直接支給される額 39万円 + 産科医療補償制度の掛け金 3万円 = 42万円
今年からの内訳
ところが、今年から掛け金が1.6万円に引き下げられました。
単純に今までの内訳で算出すると
直接支給される額 39万円 + 産科医療補償制度の掛け金 1.6万円 = 40.6万円
となります。
しかしながら、合計支給金額の42万円という金額は据え置かれたため、
直接支給される額 40.4万円 + 産科医療補償制度の掛け金 1.6万円 = 42万円
直接支給される額が39万円から40.4万円となり、1.4万円増額されたことになるのです。安心して赤ちゃんを産むために増額はうれしいことですね。このように、制度は日々変わっています。クックパッドベビーのニュースや自治体のHPなどをマメにチェックしましょう。
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