豪汰と不倫関係だった亜美も成美も、豪汰に騙されたり傷つけれたりした事情を抱えていました。そんな女性たちの思いを知っても、相変わらず反省の色を見せない豪汰。そんな豪汰と16年を共に過ごしてきた妻・景子は包丁を取り出し、浮気を繰り返してきた豪汰に「どうして結婚しようなんて言ったのよ!」と詰め寄ったのでした。
包丁を取り出した妻・景子。その思いは…
付き合っていた時代を含めて16年間、豪汰に騙され、浮気を繰り返された景子は、自分の人生を取り返すために、絶対に離婚届けにサインしてもらうことを決意してこの場所に来ていました。そしてその景子の思いを知って、協力するタカ。しかし、豪汰に騙された3人の女性の思いを知っても「たかが不倫。世の中にやってる男なんていくらでもいる」「俺だけに罪を押し付けんな」「亜美も成美も同罪だ」と暴言を吐く豪汰。そんな豪汰に、亜美は「私と先生が責任をとって心中すればいいんじゃない?」「どうせ神様には許されないから」と言うのでした。
これだけの女性の強い決意や悲しみ、苦しみに触れても、とにかく自分が傷つかないように逃れることしか考えない夫・豪汰。16年もの月日を、こんな人と共にしてきた景子の思いを考えると、心が痛みます。パートナーがこんなひどい人間だと知ったら、あなたならどうしますか?