豪汰の自分勝手な行動から、不倫関係になった亜美と成美。そして、恋人時代を含め16年間、豪汰に浮気を繰り返された妻・景子。3人の悲痛な思いを知っても、豪汰は「たかが不倫。世の中にやってる男なんていくらでもいる」と暴言を吐きます。そんな豪汰に亜美は「私と先生が責任をとって心中すればいい」言い始めたのでした。
穏やかな話し合いをするはずが、やはり修羅場に!?
「先生(豪汰)と私が責任をとって心中すればいい」と言い始めた亜美は、景子から包丁を受け取ろうとしますが、止めに入る景子たち。そうこうしているうちに、豪汰のいる部屋から玄関のほうに逃れた5人は、豪汰に内緒の話を始めます。実は、景子もタカも、そして亜美も本気で豪汰を刺そうとしたのではなく、お芝居をしていたのでした。次の作戦を練っていたところ、亜美の携帯に着信が。電話の主は亜美の父であり、ついに豪汰の目の前に亜美の父が現れたのでした。
景子も亜美も、本気で刃傷沙汰を起こそうとしていたのではなく、豪汰を追い詰めるための演技だったのですね。お互いが演技であることを知らなかったことで、お互いにリアルさが出たのかもしれません。そんな中現れた、亜美の父。慰謝料も払いたくない、謝罪もしたくない豪汰にとっては、都合の悪い人間です。これまで、自分勝手な行動ばかりして楽しんできた豪汰に、天罰が下るのは遠い未来ではなさそうですね。