まさかの電話からスタート!【保育園編】
まずは保育園での一コマを再現してくれた次女。
次女(電話のベル):るるるるる。
次女(保育士さん):はい、こちら◯◯保育園の◯◯です。あ、お待ちくださいね。
次女(保育士さん):お待たせいたしました。◯◯ちゃんがお熱があって。はいー。お迎えお願いします。ガチャ。
次女(保育士さん):◯◯ちゃん。お母さんすぐ来るからね。寝て待ってようね。
次女(保育園のインターホン):ピンポーン。
次女(保育士さん):はい。あっ、◯◯さん。どうぞお入りください。◯◯ちゃんのお母さん来たので呼んできます。
次女(保育士さん):なんか元気だったんですけどね! お熱ありました。お家で様子を見てください。◯◯ちゃんお大事にね。お迎えありがとうございます。
◇ ◇ ◇
保育士さんになりきって、電話から保健室、引き渡しの様子まで、ほぼ完璧な次女でした。子どもの記憶力、恐ろしい……。
わが家は共働きで保育園にお世話になっているので、こういう呼び出しはしょっちゅうあります。その際に、先生とのやりとりをよく見ているのだなぁと思いました。
まだまだ次女のおままごとは続きます。
現代っ子ならではの再現!?【病院編】
病院でのやりとりのおままごとは、いきなり診察から始まりました。
次女(看護師):はい、おなか見せてね。
(ぬいぐるみのおなかを触る)
次女(医師):喉を見ます。あーんしてね。
(ぬいぐるみの口を見る)
次女(医師):虫歯がありますね! テレビを見てください。赤いです。お薬出しますね。咳は出ますか。あ〜そうなんですね。お大事になさってください。
◇ ◇ ◇
途中で歯医者さんが混ざり、歯の診察もしていました。
最近の歯医者さんは歯の診察を録画し、その映像をモニターで拡大して見せてくれるので、次女はその様子も完璧に覚えていたのです。
そんなあるある間違いまで…【宅配編】
あるときは、宅配が来たときの様子も再現してくれました。
次女(インターホン):ピンポーン。
次女(母):はーい。◯ーバーイーツ? あっ、うちじゃないですよ。
◇ ◇ ◇
わが家にはよく間違えて料理の宅配が来るので、次女は「◯ーバーイーツ=間違い」という認識があるようです。
子どもは大人の対応をよく見ているなぁと実感させられました。日常の出来事も、子どもにとっては新鮮でおままごとの材料としてそのまま利用されます。友だち同士でおままごとをしているのを見ると、家庭の状況もよくわかります。変なことはできないなと思い知らされる一面でした。
著者:田中しいな/30代女性。2017年生まれの長女、2019年生まれの次女、2024年生まれの三女、3人の子どもを育てている。職業は薬剤師で病院勤務。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)