つわりの症状を軽減する方法と症状が強い場合について【専門家が監修】

2018/05/24 19:00
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この記事では、妊娠初期にみられるつわりの症状を軽減する方法を解説します。つわりには吐き気、嘔吐、唾液量の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気、食欲不振、嗜好の変化、臭覚や感受性の亢進などの不快な症状があります。

妊娠初期のつわりイメージ

 

妊娠初期(妊娠4週~15週)にみられるつわりの症状は個人差が大きいですが、つわりがきつくてストレスを感じているママは多いようです。つわりの症状、つわりを軽減する方法、つわりが強い場合の対処の仕方をお伝えします。

 

妊娠初期にみられるつわりの症状

つわりの症状はさまざまで個人差が大きいといえます。吐き気、嘔吐、唾液量の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気、食欲不振、嗜好の変化、臭覚や感受性の亢進などの不快な症状があります。症状は一過性で、早朝の空腹時に出現することが多いといわれています。

 

つわりの症状を軽減する方法

妊娠初期は、ホルモンバランスの変化などにより身体的にも精神的にも変化が大きい時期といえます。つわりがきつくて気分が優れず、ストレスに感じる人もいるでしょう。そんなつわりを少しでも軽減できるヒントを紹介します。

 

■食事
食事がとれないことで赤ちゃんへの影響を気にする人もいるかもしれませんが、つわりの症状や食事がとれないことが赤ちゃんに影響をおよぼすことはないといわれています。吐き気や嘔吐がひどくて食事がとれない場合がありますが、食べられる時に好きな物を食べるようにしましょう。あっさりして水分が多いものがおすすめです。

 

空腹時に吐き気が出現しやすいため、2~3時間毎に少量ずつ分けて食べるように工夫することもポイントです。外出時などは空腹を避けるように注意しましょう。朝、空腹時につわりがひどくなる時は、夜中でも食べられるように枕元にナッツ類やクッキーなどの軽食を準備することもおすすめです。食べた後は20~30分安静にしてから起き上がるなど身体を動かす時の工夫も必要です。

 

ビタミンB6は吐き気や嘔吐を緩和するといわれています。ビタミンB6が多く含まれている食品は、バナナ、プルーン、玄米、きな粉、鶏肉、チーズ、ヨーグルトなどになります。また、柑橘類、酢の物、トマトなど、酸味があるものも食べやすいのでおすすめです。

 

■環境
強い匂いは気分が悪くなる原因になるため、強い芳香剤などは避けて適宜換気しましょう。高温多湿、騒音、緊張する作業なども避けるようにしましょう。

 

■気分転換
吐き気や嘔吐が辛い時は、横になって体を休めてリラックスすることが一番です。体調がよい時は気分を紛らわせるために軽い散歩してみたり、読書や音楽鑑賞などの趣味で気分転換し、自分に合ったストレス解消方法をみつけましょう。

 

■無理せず周囲の人のサポートを受ける
家事や仕事では無理せず、周りの人に頼ることも必要です。仕事している妊婦は職場の上司に妊娠を報告することで、サポートしてもらえるでしょう。 

 


つわりの症状が強い場合は?

つわりに耐える妊婦さんのイメージ

 

つわりは多くの妊婦さんに認められる妊娠初期の症状ですが、なかには症状が強くて、食事だけでなく、水分摂取もできなくなってしまうケースもあります。つわり症状が重症化した場合を、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といいます。

 

妊娠悪阻では、体重減少、脱水、ケトン尿などが見られ、治療が必要になります。症状の強さにもよりますが、外来で点滴おこなう場合と、入院が必要になる場合があります。つわりの症状が強く、水分も摂れないような状態であれば、受診するようにしましょう。


監修者:看護師 PN

医療系専門学校保健看護科卒業後、民間総合病院NICU勤務。その後、大学病院NICU、外来に勤務。

 

※参照元:ベビーカレンダー「妊娠初期のつわりはいつから始まる?症状と対処法について」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/1087

 

つわりに関するママたちの体験談

妊娠初期のつわりイメージ

  • いま、妊娠8週目です。つわりがとても辛いです。お仕事もお休みし、1日寝てます。家事もしていません。毎日買ったお弁当や出前などです。料理をしようと買った野菜は傷んで捨てました。ダメダメですが、夫は気遣い優しくしてくれます。早くつわりが収まり、家を掃除したり、片付けたりして赤ちゃんを迎える準備をしたいです。本当は友達につわりの辛さを相談したいですが、時期も早いし、みなさんの体験談を見て一人じゃないと言い聞かせています。(ゆきさん)
  • 2人目の妊娠10週です。食欲不振や風邪のようなだるさが生理予定日を過ぎてから出現。検査薬で妊娠を確認しました。4週から1ヶ月半…苺だけは食べられ、その他にはモスバーガーが無性に食べたくなる、ケンタッキーのツイスターなら食べれるといった感じで、その日によって食べたいものが変わりました。働きながらで、職場の人も声をかけてくれますが、仕事が減るわけでもなく、仕事柄、患者さんの体を支えたり、下の始末をしたり、臭いのキツイ感染者の皮膚の処置をしたり…休憩もみんなとは別室で水分だけ摂り…吐き気で判断力も効率も低下していて仕事が終わりません。

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  • でも保育園のお迎えがあるので、必死で仕事をこなしています。そして帰れば2歳の長男の世話…まぁ言う事聞かないですねーw 休みの日に長男を夫が見てくれる時はほぼ寝たきりです。家事がまともにできず、子どもにご飯を作ってあげられない、横になっていても何していても気持ち悪い…不甲斐なさ、情けなさと吐き気によって精神的にも参ってしまい、号泣しながら、1日1日をなんとか生きています。

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    夫からなんで泣いてるの?と聞かれたときは、はぁ?悪阻だよ!お前が代わりになれるのかよ!とキレましたw 家事や育児を助けてくれて、心配してくれても、実際悪阻を経験しない男には所詮他人事なんですねw 12週過ぎたら落ち着くはず、あと2週間と言い聞かせています。みなさんの投稿にも勇気づけられました!お互いがんばりましょう!(うたママさん)
  • つわり中は、ごはんを食べても「おいしい」と感じられなかった私ですが、あるとき、おいしく食べられるものを発見しました。それは、子どものころによく食べていた「ミートボール」と「鶏そぼろ」です。このおかずたちは、子どものころに母がよくお弁当に入れてくれていたものでした。何を食べてもおいしく感じられなかったにも関わらず、この「ミートボール」と「鶏そぼろ」をおかずにご飯を食べると「おいしい」と感じることができました。また、子どものころを思い出し、ほっと懐かしい気持ちになることもできました。

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    また、吐き気や食事のほかにも、つわり中の夜の寝苦しさはかなり体にこたえました。寝つくこともできず、布団の中でうなる日々を過ごしていた私を助けてくれたアイテムが「抱き枕」です。抱き枕のおかげで寝やすい姿勢がとれるだけでなく、枕自体が体温よりも冷たいため、ひんやりとして気持ちがいい! この抱き枕のおかげで、楽に横になることができました。さらにこの抱き枕は、抱き枕としてだけでなく、出産後は授乳クッションにもなる優れものでした。(大空翔子さん)
  • 空腹になると吐き気がするので、常に飴は手元に常備していました。また、においにも過敏になっていたので、家の中でもずっとマスクをしていました。あまり食欲がない日は栄養バランスなどは気にせずに、アイスなどの食べやすいものを食べ、食欲がある日は少なめのごはんとおかずを食べて腹八分目以下にしました。また、当時は主人が単身赴任中だったので、上の子に背中をさすってもらうと随分楽になりました。 2人目のときは上の子のお世話でずっと寝込んでいられない状態でしたが、つわりのピーク時には主人が単身赴任中ということで家事は適度に手抜きしつつ過ごしました。いろいろな場面で上の子に助けてもらったつわり期間でした。(村上八重美さん)

 

つわりは多くの妊婦さんに認められる妊娠初期の症状ですが、食事のとり方や日々の過ごし方を少し工夫することで、つらい症状を軽減できるかもしれません。しかし、なかには症状が強くて、食事だけでなく水分摂取もできなくなってしまうケースもあります。つわりの症状が強く、水分も摂れないような状態であれば、受診するようにしましょう。つらい時期ですが、無理せずゆったりと過ごしてくださいね。


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