すると遠くから子どもたちのママさんがやってきました。走り回る子どもたちを見たママさんは――!?
現われたママさんのまさかの反応
家族で買い物に行ったときのことでした。食器売り場で小さな子どもが3人でワイワイ騒いでいました。割れそうな食器がたくさん陳列している近くで走り回っていて、商品を落としそうだし、什器にぶつかって倒れたりでもしたら一大事なので、まったく関係のない私までヒヤヒヤしながら見ていました。
近くに保護者らしき人はおらず、自由に遊んではゴンゴンぶつかっていて、店員さんも注意しにくいのか困った顔をしていたのもあり、気がかりだったのです。
すると少しして子どもたちが「あ!ママ!」と遠くを見て言いました。「あぁ、ママさんが来たんだ、よかった」とホッとした私。きっとこの光景を見たら注意して遊ぶのを止めるだろうと思ったからです。
しかし、予想に反して子どもたちの遊んでいる姿を見ても何も言わず、子どもたちはママさんが来ても走り続けました。ママさんが何も注意しないことには、万が一割ってしまったら……とは考えないのだろうかととても驚きました。
結局、物を壊したり、怪我をしたりはしないまま親子はその場をあとにしました。なにごともなくて本当に良かったけれど、割ってしまったらお店に迷惑をかけるし、子どもたちにとってもケガをする原因になったりと危険です。振り返ると、私も注意すべきだったと反省しました。親は子どもがある程度大きくてもきちんと見ていないといけないなと改めて思いましたし、次回こういう場面に出くわしたときは、他人の子どもでも注意できる大人でありたいなと感じた出来事でした。
著者:小林小夏/30代女性/1児の母。日々、家事に育児にパートの仕事に大奮闘中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)