小松菜は野菜室ではなく、冷蔵室で保存して!
小松菜やほうれん草などの葉物野菜は乾燥に弱く、保存袋に入れずに放置するとすぐシナシナになってしまいます。乾燥させないよう、密閉式保存袋に入れるなど対策をして保存しましょう。
①よく水洗いする
②ペーパーで包む
③ポリ袋に入れて冷蔵室で保存
裸のまま放置すると半日でシワシワになってしまいますが、この方法なら保存期間の目安はおよそ1週間です。
冷蔵室で保存する理由
小松菜は冬の野菜なので暑さに弱く、理想の保存温度は0〜5℃と低め。
よく入れがちな野菜室は(メーカーにもよりますが)室温がおよそ3〜7℃と言われており、小松菜にとって暑いので傷みが早くなります。
一方、冷蔵室の室温は0〜5℃と、小松菜にとって理想の室温です。
冷蔵室のスペースに余裕がなければ野菜室でもいいのですが、なるべく冷蔵室で保存しましょう。
たくさん買ったら!小松菜の冷凍保存
小松菜は冷凍しても食味が変わりにくいので、すぐに使わない場合は冷凍保存するのもおすすめです。
①水洗いをする
②水気をしっかり拭き取る
③食べやすいサイズにカット
④密閉式保存袋に入れて冷凍室で保存
今回は生のまま冷凍しましたが、一度茹でてから冷凍することも可能です。保存期間はどちらもおよそ1ヶ月です。
家庭の冷凍室は開け閉めを頻繁にするので、冷凍といえど早めに食べることを推奨します。
「冷凍した小松菜」の解凍方法や使い方
冷凍した小松菜は、そのまま炒めものや汁物に入れて使えます。
それでもかなり便利ではあるのですが、なるべく手間をかけずに冷凍小松菜を食べたい方に僕がいつもオススメしているのは、加熱不要の冷凍小松菜のおひたしです。
冷凍小松菜のおひたしの作り方
- 冷凍した小松菜を冷凍室から取り出す
- 凍った小松菜の袋にめんつゆを入れる
- 15分放置して解凍する
- お皿に盛り付けて、けずり節や白ごまをかける
加熱いらずで簡単! 冷凍小松菜を使ったおいしいおひたしの完成です。
「えぐみはどうなの?」とシュウ酸の心配をされる方がいるかもしれませんが、小松菜に含まれるシュウ酸は、ほうれん草に含まれるシュウ酸の1/16しかないと言われています。
キャベツやレタスなどの生で食べるイメージが強い野菜よりも含有量は少ないので、心配はいりませんよ。
正しい保存方法で最後まで小松菜をおいしく食べて
今回は小松菜の保存方法を紹介しました。
正しい保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながり、社会問題になっているフードロスを削減することにも繋がります。
ぜひ小松菜を買ったときは今回の方法を試してみてくださいね。