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「ママ!水着が脱げなくなった!」海から帰ろうとすると10歳の息子からヘルプ!⇒病院へ行った結果…

去年の夏休みのことです。10歳の息子と8歳の娘と私、そして妹一家で海へ遊びに行くことに。海はきれいに透き通っていて、子どもたちはすごく楽しそうに泳いでいます。しかし、帰りにまさかの出来事が……。

まさか水着が脱げなくなるなんて…

やがて夕方になると「そろそろ帰ろうか」と各々が帰る支度をし始め、息子はテントの中で着替えることに。すると、「お母さん! 来て!」と慌てた様子で呼ばれました。「どうしたの?」とテントの中にかけつけると、困った様子の息子。どうやら、水着を脱ぎたくても、大事なところの皮膚が水着のメッシュ部分に引っかかって脱げないようです。無理矢理脱がそうとしても痛がり、お手上げ状態。まさか水着が脱げなくなるなんてことがあるなんて、びっくりです。

 

困った末、病院へ行くことに。先生はスポットライトを当て、小さなハサミで丁寧に水着のメッシュと皮膚の部分を取ってくれました。少し腫れてはいたものの、無事に水着が取れてひと安心。

 

その後ネットで調べたところ、水着の裏地がメッシュのものは、皮膚が挟まる危険性があると国民生活センターが注意を呼びかけていました。今年はしっかり裏地をチェックして、水着を買い替えました。この一件以降、同じようなことにならないようにと、男の子を持つお母さんに会うたびにこの話をしています。

 

◇ ◇ ◇

 

無事に水着が取れてよかったです。

ママさんの言う通り、国民生活センターの「くらしの危険」には、次のように記載されています。

 

『保護者は、インナーにメッシュ⽣地を使⽤した⽔着を⼦どもに着⽤させないようにしましょう。⽔着を購⼊するときや親族・友⼈から⽔着を譲り受けるときは、インナーの⽣地を確認し、メッシュ⽣地の場合は、少なくとも⽳が空いていることがすぐに分かるものは避けましょう。』

 

また、メッシュ部分に皮膚が挟まってしまった場合の対処法については、以下の記載があります。

 

『無理に引っ張ると痛みが増したり、患部付近のメッシュ⽣地を刃物などで切り離そうとすると、新たなけがをするおそれがあり、危険です。患部のまわりを広く切り取り、挟まっているところを残したまま、速やかに⼩児科、救急科などの医療機関を受診しましょう。』

 

インナーの素材に注意し、もし挟まってしまったら無理に取ろうとしないことが大切ですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:若原 なみ/30代女性・パート

10歳の男の子と8歳の女の子を育てる母。寝ることと、食べることが好き。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)

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