ですが、大きな裏切りを受けることになったのです――。
消えた30万円…犯人はまさかの…
初めての入院で、いろいろ不安な思いを持ちつつ毎日過ごしていた私。すると、同じ部屋で隣のベッドに入院されていた方に話しかけられました。そこから話していくと、住んでいる場所が近く、子どもの出産日もとても近くて意気投合! 毎日話をするうちに、とても仲良くなりました。
お互い出産したあとも頻繁に会い、子どもを連れてランチしたり、お互いの家に遊びに行ったりと、関係は良好でした。
そんなある日のことでした。
そのママ友と車でランチに行って、お会計しようとしたときのこと。口座に入金予定で持ち歩いてた30万円程を入れた封筒が、バッグから消えていることに気が付きました。とりあえず会計を済ませて、そのお金がないことをママ友にも報告。
ランチの前に2人で寄ったお店に連絡をしてみましたが、どこにも見つかりません。
翌日、ママ友のことを疑いたくはなかったけれど、夫に状況的にママ友しかいないと促されたのもあり、念のためママ友に連絡を入れました。「昨日のお金のことだけど」とカマをかけるように私がメッセージを送ると、ママ友は伝えていないはずの30万という金額を自ら言ってきたのです……!
やっぱり犯人はママ友だったんだ……。
私はショックと動揺が隠せませんでした。さらに夫がドライブレコーダーを見ると、そこには封筒を盗むママ友の姿が。わが家のドライブレコーダーは車内も録画できるタイプなのです。
犯人はママ友だったことがわかると、ママ友はお金が入った封筒は返してくれました。ただ、すでに2万円ほど減っていて、あとで返すと言われています。まさかの仲のいいママ友にお金を取られるなんて思いませんでした。どんなに仲が良くても貴重品は必ず目の届くところに置いておかないといけないと痛感した出来事でした。
著者:山岡美月/20代女性/1歳の女の子を育てる専業主婦。趣味はセルフネイルと占いをすること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)