食べチョク初著『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』がすごい!
今回参考にしたのは、日本一の産地直販サイト『食べチョク』さんの書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。
野菜や果物にまつわる、一生役立つこと間違いなしの知識が、これでもかとばかりに詰め込まれている一冊です。
人気のあまり発売から1カ月で重版、Amazonにて「栄養科学」など3つのカテゴリーで2カ月連続ランキング1位を獲得しています。
そんな本の中から見つけた、ぶどう農家(東御こもだ果樹園)さんがおすすめしている、シャインマスカットを長持ちさせる保存方法を試してみました!
1粒を犠牲に……?シャインマスカットを長持ちさせるテクニック
それでは早速、シャインマスカットを長持ちさせるテクニックをご紹介します!
思いついた方、天才なのでは……?と思わず唸ったまさかの方法を、ぜひチェックしてみてくださいね。
テク①茎をカットする
シャインマスカットの茎の先端部分を、斜めにカットしましょう。
テク②実を1粒刺す
房から果実を1粒もぎ取って……
テク①でカットした茎の切り口に刺しましょう。
斜めにカットした切り口に刺し入れることで、乾燥を防ぎ栄養を補充できるのだそうです。
テク③チルド室で保存する
キッチンペーパーなどで包んでポリ袋に入れ、チルド室で保存してください。
房から果実が取れないように、丁寧に扱いましょう!
半信半疑で1週間後に食べてみた
チルド室で1週間保存したシャインマスカットを食べてみました。
今後のシャインマスカットライフの質を高めるためとはいえ、多くの犠牲が出てしまったのではないかと不安に駆られながら、パクリ。
「……フ、フレッシュ!!!」
これは、買ったばかりのシャインマスカットと変わらないみずみずしさです。チルド室から出したばかりなので、ひんやりとした甘い果汁が口の中いっぱいに広がります。
皮はさすがにブヨブヨになっているかと思ったのですが、ハリがありサクッとした食感も健在!
勘の良い方はお気づきでしょうが、この裏技は1粒のシャインマスカットが、仲間に養分を分け与えることで鮮度を保つことができるという、非常に合理的なテクニックです(見る角度によっては少し切ないですが)。
「こんな子ども騙しのおまじないが効くの……?」と、疑っていた自分を恥じることにします。
書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』によると、この方法でシャインマスカットが約1カ月も日持ちするのだとか。
私は購入してから7日目に食べたので、全くと言って良いほど変化が見られなかったのも納得ですね。
犠牲になった1粒も食べられるそうなので、食べてみました。心なしか、ちょっぴり渋くて切ない味が……。
そりゃ……他の粒のために、自分だけが犠牲になったこの粒の気持ちを思うと、多少渋みが増しても仕方がない気がします(笑)。
シャインマスカットは保存法次第で長持ちする果物!
今回は、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』で知った、シャインマスカットを長持ちさせる方法をご紹介しました。
この方法を試せば、シャインマスカットが約1カ月も持つので、毎日のご褒美感覚で、ちょこちょこ食べられますね。
野菜や果物をさらに美味しく食べるための知識がギュッと詰まったこの1冊を、ぜひチェックしてみてください!