お披露目当日、大叔父に突然怒鳴られた理由
新生児期を卒業したばかりの娘に、お披露目用のかわいい洋服を着せて義実家へ。義実家の親戚の中には、久しぶりにお会いする方も多く、少し緊張していました。テーブルには豪華なお祝いの食事が並んでおり、「さぁ、座って」と促されるまま、私は娘と一緒に一番奥の席に座りました。
そのときです。
「こら! そこに座るな! そこはお前が座っていい席じゃない!」と、突然私に向かって親戚の大叔父が、大声で怒鳴りつけてきたのです。全員から注目され、その場が凍りついたような空気に。「はい、すみません」反射的に謝り、固まってしまう私。周りの親戚の方が「まぁ落ち着いて」と、大叔父をなだめました。
「一番奥の席は、一家の長であるお義父さんの席ってことなんじゃない? この家ではお嫁さんはそこに座ってはいけないんだね」と、親戚のひとりが気まずそうにこっそりと教えてくれました。私は慌てて娘と端の席に移動することに。その後、しばらくしてなごやかなムードに戻り、お披露目は滞りなく終えることができました。
お披露目の主役は赤ちゃんである娘だからと勝手に判断し、上座に座ってしまった私。事前にきちんと席次を確認しておくべきだったなと反省しました。母になる前の私であれば、恥ずかしさからその場から逃げ出していたかもしれません。自分でも意外でしたが、気持ちをうまく切り替えることができ、その後のお披露目の時間では穏やかな気持ちで集まってくださった方々に接することができました。母になってさまざまな経験をする中で、精神的にも強くなったなと実感する出来事でした。
著者:伊藤ゆいこ/30代女性/2018年生まれの女の子のママ。FP2級、証券外務員1種の資格を保有。以前は金融機関に勤務していたが、退職し、現在は在宅でライティング業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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