私の気持ちがわかったって本当?
おなかに自分で針を刺した夫は、「今まで本当にごめん!」と謝ってきたんです。
「正直、世間体が気になっちゃった部分もあったんだ」
かずやさんは、子どもが欲しい気持ちは本物である一方で、世間体も気にしていたことを告白。
自分の気持ちを押し付け、不妊治療を軽んじたり、プレッシャーをかけたりしたことを心から謝罪しました。
そして、ひかりさんが前向きになれないのなら、不妊治療をやめる選択をすると宣言。
ひかりさんはその発言を聞き、「できるところまで頑張ってみる」「もしつらくなったら、そのときは一緒に考えよう」と返事をしました。
その後かずやさんとひかりさんは、時々気分転換をしながら、自分たちのペースで不妊治療を継続していくのでした。
年齢的な焦りや世間体から、いつの間にか自分勝手な言動をしていたことに気付いたかずやさん。妊活前、ひかりさんを純粋にサポートしたいと思っていた気持ちを再び思い出し、今度こそひかりさんと同じ気持ちで不妊治療に向き合えたようです。
妊活を通して絆が深まったかずやさんとひかりさんなら、今後どんな状況になっても幸せに暮らしていけるのではないでしょうか。
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