職場復帰したあとに起こった義父母の予想外の行動
不妊治療をずっとしていて、やっと子宝に恵まれた私たち夫婦は、夫と2人で頑張って子どもを育てていこうと話していました。しかし、私が育児休暇を終えて職場に復帰すると、初孫を喜ぶ義父と義母が、勝手にわが家に上がって仕事帰りの私たちを待っているようになったのです。
さらに義父母はすごく訛りの強い方言と昔言葉や汚い言葉を使っているのですが、それを子どもの前でも言うので、子どもは聞いたことのないような汚い言葉を少しずつ使うようになりました。
孫に会いたい気持ちで来てくださるのは子どものことも見ていただけるのでとてもありがたいのですが、勝手に家に上がられるのは私にとってはストレスでした。また、子どもが汚い言葉を話し出したのも気がかりで、夫に相談しました。
夫の反応、そして私たちの決断は
すると、夫は「せっかくお世話してくれるんだし」「子どもだから少しぐらい汚い言葉を使ったっていいじゃん」などと言ってなかなかわかってはくれません。
しかし、ある日夫は、だんだん増えていく子どもの汚い言葉に、次第にまずいと考え直したと言ってきました。かといって直接義父と義母に「家に来ないでほしい」とは言えないとのこと。そこで夫婦で話し合った結果、今住んでいる家が手狭になったからなどと言って県外に引っ越すことに。
義両親には申し訳ない気持ちもありますが、引っ越してからというもの、勝手に来られることはなく、ストレスが一気になくなりました。また、会う頻度がたまに帰省したときのみになったからか、たまに会うときの言葉遣いまでは気にならなくなったこともあり、以前よりも義両親と過ごす時間が楽しくなって関係も良好に。私にとっては義両親との距離が思った以上に良い効果をもたらしてくれました。
子どもがもう少し大きくなれば言葉はまねしなくなると思いますし、そのうち夫の地元にまた戻ろうと思っています。
著者:岩田あいこ/30代女性/医療系の仕事に就いている。1児の母。義実家の近くに住む。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)