30歳目前になり意識に変化が
小学校からの幼なじみである夫。付き合っているときもお互い友人関係の延長のような感覚でした。そのため、交際時から薄れていた体の関係は結婚後もそのまま。私たちは結婚時からレスの状態だったのです。結婚したてで、お互いに仕事を頑張りたいと思っていたこともあり、私自身「まあ、いっか」と楽観的に考えていました。
それから結婚4年目、私も30歳目前になり、子どものことを真剣に考えるように。「そろそろ子どもが欲しい」とは思いながらも、恥ずかしさから夫に言い出せずにいました。けれど、夫婦の問題だししっかり言葉で伝えようと勇気を出し、夫と子どものことについて話すことに。
このことがキッカケとなり、夫も真剣に子どものこと、家族としての将来を考えてくれるようになりました。そして、自然と長かったレスの期間も解消。その後も夫婦のコミュニケーションとして、触れ合いの時間を持つようになりました。
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友人のような、そばにいて安心する関係だったからこそ、体の関係はなくとも夫婦関係は順調だったと言う坂田ななみさん。その中で、レスの解消となったキッカケは、「子どもを意識するようになったこと」でした。これまで友人のような関係だったからこそ、言葉にするのは坂田さんにとって、とても勇気が必要なことだったかもしれません。ただ、夫婦だからこそ、今後共にする家族だからこそ、しっかり言葉にして自分の思いを伝えるというのは、大切なことですね。
著者:坂田ななみ/30代女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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