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「喧嘩してくれてありがとう…!」いつもは困る兄妹喧嘩に感謝する日が来るなんて…私が救われた理由は

一軒家に引っ越してすぐのころ、太陽光発電や新聞などの訪問販売に困っていました。悩んでいるところへまたやってきた訪問販売。しかしこの日はあることで強制終了! 厄介な訪問販売を終わらせた出来事とは……?

 

訪問販売を強制終了させた、いつもは困るアレ!

私はきっぱりと断ることができない性格のため、毎回ダラダラと話を聞く羽目に……。家にいる間に片づけをしたいのに、時間を取られるのがもったいなくてとても困ってしまいました。「訪問販売お断り」と書いてあるステッカーを貼ろうかと思いましたが、新築なのでなるべく貼りたくなく……。夫とどうしたらいいのか対策を考えるも、なかなかいい案が浮かびません。

 

後日、悩んでいたところにまた訪問販売が……! 居留守を使おうかと思いましたが、5歳の息子と3歳の娘が騒いでいたので、家に人が居ることはすぐにわかるはずです。仕方なく出ると「お姉さん! 〇〇ってお話聞かれたことありますか?」と訪問販売のテンプレのようなひと言。のらりくらりとかわしながらも、話が長くなる予感しかしませんでした。早く終われ~! と思っていると、家の中から「やめて! もう! 邪魔しないで!」「そっちが邪魔なの!」と子どもたちが喧嘩をする声が。これはチャンスだと思い「すみません、子どもたちが喧嘩しているので失礼します」と玄関を閉めることに成功! 訪問販売員も渋々帰って行ったのでした。

 

いつもは兄妹喧嘩に困っていましたが、今回はとても助かりました。喧嘩していたのに「ありがとね」と言われ、子どもたちも「?」とキョトン顔。子どもたちには「今回はたまたまあなたたちの喧嘩に助けられたけど、やっぱり喧嘩はよくないから、あまりしないようにしてね」と伝えました。

 

そして、「子どもたちが喧嘩しているので」は毎回使える手ではないので、夫と再度相談することに。すると、「夫がいないのでよくわからないって言ったらいいよ! 俺がいるときにはっきり断るから」と言ってくれました。しかし、私自身もはっきりと断れるようにならないといけないなと感じているので、次は勇気をだしてはっきり断ってみようと決意した出来事です。

 

 

著者:下野香月/30代・ママライター。面倒見のいい6歳の長男と、ひょうきんな4歳の長女、甘え上手な2歳の次女を育てている元保育士ママ。在宅勤務を目指しスキルアップ中。日々子どもたちに癒やされながら、忙しくにぎやかな毎日を送っている。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

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