カツオのたたきをおしゃれにアレンジする食べ方に挑戦!
今回挑戦したのは、日本テレビ『沸騰ワード10』で、伝説の家政婦・タサン志麻さんが紹介した「カツオのたたき キウイソース」です。
初めてレシピを見たときには「伝統的な和食であるカツオのたたきに、フルーツて!」と若干の抵抗を感じたのですが……。
ユニークな食材の組み合わせが、どのような味わいを生み出すのか必見ですよ。
タサン志麻さん「カツオのたたき キウイソース」の作り方
材料(カツオのたたき約200g分)
- キウイ…2個
- きゅうり…1/2本
- 塩…適量
- ブラックペッパー…適量
- オリーブオイル…大さじ2
- にんにく…1/4片
- カツオのたたき…約200g
- 粉チーズ…適量
- スペアミント…適量
作り方①材料をカットする
キウイは皮を剥いて、小さめの角切りにしましょう。きゅうりは縞目状に皮を剥いて、みじん切りに。
作り方②ソースを作る
切ったキウイときゅうりを入れたボウルに、塩ひとつまみ、ブラックペッパー、オリーブオイル、すりおろしたにんにくを入れて、よく混ぜます。
作り方③盛りつける
3mmほどの厚さに切ったカツオのたたきを皿に並べて盛りつけ、塩をひとつまみかけます。
②で作ったソースをのせたら、粉チーズを上から振りかけ、スペアミントを飾って完成です。
「カツオのたたきは、半解凍だと切りやすいよ」と、鮮魚コーナーの方からアドバイスをいただいたので実践してみたところ、身が崩れずスムーズに切れました!
ぜひ試してみてください。
【実食】塩気と甘酸っぱさの組み合わせがクセになる!
それでは、実食です。
カツオのたたき×キウイは斬新な組み合わせですが、志麻さん考案のレシピだから、信じて食べてみようという気になります。
勇気を振り絞って、ひと口いってみると……「トレビアン!」ちょっと驚くほど美味しいです、これ。
字面のインパクトに怯えていましたが、カツオのたたきの旨みと、キウイのフルーティーな酸味が絶妙に調和しています。
結婚式なんかで出る「なんちゃらのオレンジソース添え」的な、あの類の味(使われている材料は皆目検討がつかないけれど、とにかく美味しい系の料理)。
きゅうりのポリポリとした食感や、キウイの種のプチプチ食感が楽しく、つい食べ過ぎてしまいます。
味見をしてくれた家族も、最初は恐る恐る食べていましたが、ひと口食べると「やっぱり志麻さんってすごいんだね」と絶賛!
私の創作料理だと言って出したら、おそらく食べてもらえなかったでしょう。
塩気とフルーティーな甘酸っぱさがマッチしたこのソース、薄切りにした白身魚の刺身にも合いそう!と、満場一致しました(満場=3人)。
飾りくらいの感覚で振りかけた粉チーズが良い味を出していて、さっぱりとしたソースにまろやかさをプラス。もちろん、オリーブオイルとの相性もばっちりです。
追いブラックペッパーをすることで、さらに優秀なおつまみへと進化します。
カツオのたたきは外側が炙られているので、風味がとても香ばしく、お酒と相性抜群。
醤油やポン酢で食べるときには、焼酎や日本酒のあてに相応しいイメージですが、キウイソースをかけたこちらは、ワインをいただきたくなる味わいです。
キウイソースは、肉や魚のソテー、他のお刺身にも合いそうなので、おしゃれ料理のレパートリーにぜひ加えてみてください。
勇気の先に新しい味との出合いが!ぜひ試してみて
今回は、タサン志麻さんの「カツオのたたき キウイソース」をご紹介しました。
恐る恐る作った今回のレシピでしたが、絶対にリピートしようと固く誓う美味しさでした。
色鮮やかで、おもてなしにもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。