ユキトの「後悔」とは?
逃げ出したモカちゃんを捕まえて、マユは「今回の件で自分がどれだけにしこやユキトに迷惑をかけたかわかったでしょ?」「にしこに対して何か言うべきことがあるんじゃないの?」と謝罪を促します。すると、モカちゃんは消え入るような小声で「ごめんなさい」と謝罪の言葉を絞り出したのでした。
それから数日後、にしこさんのもとにユキトがやってきて……。
モカちゃんとの話し合いから数日後、にしこさんは学校でユキトから話しかけられます。
どうやら先日の一件からモカちゃんの態度が改まったことで、ユキトなりにいろいろと思うことがあったよう。彼は「もっと早くモカちゃんに強く言っていたらよかった。ずっと傷つけてしまってごめん」と、反省を口にしたのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
作中で「よりを戻そうって言われたらどうしよう」と考えているように、このときのにしこさんには、ユキトと復縁する気はまったくなかったようです。だとしたら、ユキトがいくら謝ったところで2人の関係はもう元には戻りませんよね。
悲しい結末ではありますが、今回の別れを振り返ったことで、ユキトとしてはいい学びになったのではないでしょうか。別れたあとでも「ごめん」と謝れる純粋さが、彼のいいところかもしれませんね。
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