「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話

 

モカちゃんに謝罪された数日後、学校でユキトから話しかけられたにしこさん。彼はとても申し訳なさそうな顔をしながら、「この間怒鳴ってから、もうモカちゃんは俺にベタベタしてこなくなったよ。もっと早くモカちゃんに強く言っていたらよかったと思う。ずっとにしこに嫌な思いをさせてしまってごめん」と謝ってきて……。

 

今回で「人の彼氏を平気で狙う女の話」は最終話となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交際中、ユキトの優柔不断な態度にイライラしたり、「大事にされてないのかも」と悲しくなったりしたことはあったものの、この半年間でユキトのいいところもたくさん見てきたにしこさんは、彼を責める気はありませんでした。最後に、にしこさんは「陸上頑張ってね」とエールを送り、ユキトとお別れをします。

 

一方のモカちゃんは、学校中で「男子生徒から怒鳴られてた子だ」と噂されるように。生徒たちの関心がなくなるまで、肩身の狭い思いをしていたようです。

 

その後、高校2年生だったにしこさんたちは2年後に高校を卒業し、卒業後はそれぞれの道に向かって進んでいったのでした。

 

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みなさんは高校生のころ、どのような恋愛をしていましたか？ 同じ学校のクラスメイトと付き合っていた方であれば、作者のにしこさんと同じように「他の女子生徒から彼氏を狙われた」なんて過去があるかもしれませんね。

 

高校生であれば、まだまだ恋愛経験も乏しいもの。本作に登場するモカちゃんも恋愛経験が少ないからこそ、自分の行動に歯止めが効かず、正しい判断ができなかったように思います。

 

きっと、若いころの恋愛では特に、失敗がつきものなのでしょう。時にはこうやって、学生時代の恋愛を思い返してみるのも、楽しいものですね。