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手放してよかった!完母への焦る気持ち【ママの体験談】

初めての育児で多いのが「おっぱい」の悩み。母乳育児への焦る気持ちをおさえて、心にゆとりを持つことが、問題解決への第一歩となったママの体験談を紹介しています。

育児をしているママのイメージ

 

初めての出産を終え、入院生活が終わりに差しかかっても、滲むほどしか出ない母乳。うまく乳首を咥えられず、母乳を飲めないわが子。産院で母乳育児が推奨されるなか、私も一刻も早く完母へ……と焦る気持ちがありました。しかし、その焦りと不安の日々のなかで、気持ちをコントロールすることが大切だとわかりました。

 

入院生活の延長で混合栄養開始

無事に母子ともに退院できたのですが、その日から母乳を増やしたい気持ちと、わが子をしっかり成長させるために、ミルクを併用することとの葛藤の日々が始まりました。わが子は体力もなく直母で吸えないため、毎回手動の搾乳器を使って搾乳し、足りない分をミルクで補うの繰り返し。

 

実家から母が応援に来てくれたおかげで、おっぱいのことに集中できました。それでも1カ月健診までは7割ミルク、3割母乳の比率は変わりませんでした。

 

1カ月健診直前、おっぱいを吸い始めた!

母も「元気に育っているなら、混合でいいじゃない?」と言ってくれました。私も焦りや不安に疲れ、「このままでいいか」と考え始めた矢先にその日はやってきました。

 

1カ月健診を数日後に控えたある夜。いつものようにおっぱいを咥える練習から始めたところ、元気にグイグイ! 喉がゴクゴク! 感動したことを覚えています。ただ、十分飲めている自信は持てず、その後もわが子の体力がつくまではと半ば開き直って混合を続けました。

 

2カ月、まだまだ完母には遠いですが……

体重も順調に増え、ミルクの回数も徐々に減り、2カ月でようやく1日1~2回までに。それでも昼間はすぐ吸い疲れ、寝てしまうわが子に頻回授乳で対応しました。

 

こちらもときどき疲れてしまいますが、そんなときは潔くミルクに頼っています。夜もまとめて眠ってくれるようになり、自分の身体もゆとりが持ててきました。この調子で、そのうち母乳がたくさん出て満腹まで飲めるようになるだろう、と思いながらのんびりやっていこうと思います。

 

 

焦りもありましたが、半ば諦めかけて肩の力が抜けたときから母乳の出もよくなり、ミルクの量が減らせる自信が出てきたと思います。今、母乳で悩んでいるママさん……どうか焦りすぎないで、自分たちのペースでのんびり構えてほしいです。


著者:猿渡うみ

0歳女児の母。出産を機に会社を退職。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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