すぐにくっついてしまうお餅は○○をつける
ふわ〜っとキレイに焼き上がっても、網にべったりついてしまうと、取り出すときにはもうグチャグチャに……。
お餅をトースターで焼いたことがある方は、こんな経験をしたことも多いはず。
お餅にしょうゆを塗るとお餅がキレイに膨らんで、くっつきにくくなるんだとか!
いやいや……あんなにべったりとへばりついてしまうお餅が、そんなひと手間で変わるのでしょうか……。また、水としょうゆでくっつき方に差はあるのでしょうか? 検証してみましょう!
トースターで実験
そこで今回は、「何もつけない」、「水」、「水・しょうゆ」の3パターンでお餅のくっつき方を検証してみました。
「水」と「水・しょうゆ」はキレイに焼けてくっつかない!
網に一番くっつかなかったのは、「水」と「水・しょうゆ」を片面に塗ったもの。
何も塗らずに焼いたお餅はあらゆる方向に膨らんでおり、一部がべったりくっついていました……。
<裏面>
水としょうゆを塗ったものは、しょうゆの味が濃くついてしまうのでは? とも思っていたのですが、意外と薄味! これなら、磯部焼きや砂糖醤油以外の方法でも、美味しく食べられますね。
電子レンジで実験
お餅を調理する方法は、トースターだけではないはず。やわらかいお餅が好きという方は、電子レンジで調理したモチモチなお餅がお好みという方も多いですよね。
そこで次に、電子レンジバージョンでも「そのまま」「水」「水・しょうゆ」といった3パターンでくっつきにくさをチェックしてみました。
「水」「水・しょうゆ」はやはりくっつかない!
「水」と「水・しょうゆ」は電子レンジで加熱する場合も、まったくお皿にくっつかずお箸でラクに取り出せました♪
どちらもたっぷり入れていたからか、お皿にもお餅がくっつかず、その後の食器洗いもラク! トースターで焼いたお餅とは一味違う、もっちりとしたやわらかいお餅ができあがりました。
水・しょうゆで作ったお餅はトースターバージョンよりもしっかり味がついているため、海苔をくるっと巻くだけで美味しく食べられるところも◎。
絶対やめて「そのまま」電子レンジ
水やしょうゆを入れず、そのまま加熱したお餅はべったりとへばりついています……。
上に軽くかけていたラップにも……スプーンでちょっとずつはがしながらなんとか食べ進めていきましたが、これは家族やお客さんには出せませんね……。
こんな方法もオススメ!
トースターで調理する場合、くっつき対策に活躍してくれるのは、水やしょうゆだけではありません。実は、油や予熱でもべったりと張りつかせずに調理できるんです!
①油を軽く塗る
油を染み込ませたキッチンペーパーで、トースターの網を軽く拭きましょう。あとは、いつも通りの温度と時間で焼き上げるだけ!
いろんな方向に膨らんでしまうのですが、網にへばりつかないので、お箸で簡単に持ち上げられます。焼き上げたお餅は、油っこさもほとんど感じません。
②予熱しておく
あらかじめトースターを加熱しておくというのも、1つの手。残念ながらまったくくっつかなくなるわけではないものの、そのまま焼いたときよりもラクに取り出せます。
最初に予熱する分焼き時間は少なくなるため、チャレンジする際は注意してくださいね。
くっつかなければ後処理もラク!
ゆったりと過ごしたいお正月だからこそ、くっついてしまったお餅の処理はしたくないですよね……。
ちなみに、しょうゆが入ったからといって水だけと比べたときの差はそこまで感じませんでした。ぜひ今回の記事を参考に、お正月に実践してみてくださいね♪