感じた視線は気のせいではなかった…?
私が母と買い物にでかけていたときのことです。娘のおむつを替えるため、母と分かれてベビールームに向かいました。部屋には何組か、赤ちゃんを連れた女性や男性が、おむつ替えや休憩をしていました。
そして、おむつ台で娘のおむつを外そうとしたとき、私は背後に気配を感じたのです。母が来たのかと思い振り返ると、そこには一人の男性がじっとこちらを見ていました。最初は誰かのお父さんかと思いましたが、なんとなく嫌だったのでおむつを外さずに手を止めていると……目が合った瞬間、彼は慌てて立ち去りました。
その後、知らないママさんが私に近づいてきて、「今の人、お父さんですか?」と尋ねました。私が「違います」と答えると、そのママは「かなり怪しかったですよ。きょろきょろしながら、あなたに近づいていって、おむつ替えの様子をじっと見ていました」と言うのです。そのママさんはすぐに店員さんに通報してくれました。私もすぐ母に連絡し、恐怖を感じたため買い物をやめて帰宅しました。
この出来事は、私にとって非常にショックなものでした。ベビー用品店のベビールームでさえ、こんな恐怖の体験に遭遇するだなんて思いもよらなかったのです……。常に子どもの安全を最優先にし、周囲の状況に注意を払うことが大切だと学びました。それ以来、娘のことは片時も目を離さず、おむつ替えの際も必ず周囲を確認するよう心掛けています。
著者:一条 零/30代女性/2021年生まれの女の子のママ。正社員で平日勤務をしながら、ほぼワンオペで子育てに奮闘中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)