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「あなたってブスね」私との結婚が許せない婚約者の母→ずっと支配されてきた息子が最初で最後の反抗!

恋人と婚約した私は、彼の実家に挨拶に行くことに。義母は私と会うことをとても楽しみにしてくれているのですが……。

義母には離婚の経験があり、私の婚約者である息子とふたりで暮らしてきました。だからこそ彼への愛情が強く、結婚相手である私の育ちや両親の仕事について気になっているようです。人を育ちや地位などで判断するような彼女の言動に少し違和感がありましたが、義実家への挨拶の日はすぐにやってきてしまいました。

ブスとの結婚は許さない

当日、義母にお礼を言って彼の実家を出ようとすると、私は衝撃的なことを言われました。「あなたってブスなのね」と。さらに、結婚は認められないとも言い出したのです!私は反論しますが、彼女が意見を曲げることはありませんでした。

 

1週間後、義母から連絡が。

その内容は、まだ息子と別れていないのかと問うもの。この1週間のうちに、彼も私と別れるように言われたようですが、彼は母親の言いなりにはなりませんでした。それでも、義母はどうしても結婚をやめさせたいようです。

 

「息子がブスと結婚するのはどうしても許せないの」

「孫もブサイクになるでしょ?」

「婚約破棄してちょうだい」

 

どこまでも失礼で自分勝手な彼女に、私はこう返信しました。

「よろこんで! クソババア」

 

そんな私の返信を見て、義母は怒り狂います。そして、私をろくでもない女呼ばわりし、息子を守っているだけだと言って自分の行動を正当化するのでした。

 

息子を尊重しなかった結果…

翌日、また義母から怒りのメッセージが届きました。どうやら、結婚に反対するならもう関わらないと彼に言われてしまったようです。誰だって愛する人を罵倒されたら頭にきますから、当然の結果です。

 

その後も私を侮辱し続ける義母に、彼が私の隣でメッセージを見ていることを伝えます。そして彼が、自分のことを想うなら自由にしてほしいと母親に願っていることも。

 

そう、彼はずっと母親に支配されていると感じて生きてきたのです。両親が離婚したときも、自分の気持ちを常に尊重してくれる父親について行きたかったのに、母親と暮らさなければならなかったそうです。結婚相手だけは自分の意思で決めたいと考えていたのですが、その選択さえも母親に否定され、彼は限界を迎えていました。

 

愛想をつかされた義母

4カ月後、私たちは結婚式を迎えました。当日の朝、義母から謝罪の連絡が……。

息子が選んだ相手にケチをつけたかっただけだと彼女は言いますが、私は謝罪を受け入れるつもりはありません。

 

実は、結婚式には義父を招待しており、これからは疎遠だった義父と良好な関係を築いていこうと思っていたのです。義父はとても優しい人で、彼が成人するまでの養育費も毎月かなりの額を払っていたそう。義母は今までそれを隠し、義父を悪者扱いしていました。そんな人とは私も彼も関わりを持ちたくないので、やはり義母と縁を切るのは当然のことだと思うのでした。

 

その後、義母は独りぼっちで困窮した生活を送っているそうです。一方私たちと義父は交流が続き、私たちに子どもが生まれてからも定期的に会いに行っています。

 

 

 

愛情が束縛になってしまうと、相手を疲弊させてしまいますね。それは、相手のことを心から想っての行動ではないのかもしれません。本当に愛している相手ならば、その選択を尊重し、幸せを願うことを大切にしたいものですね。

 

【取材時期:2024年9月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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