COMMA,COFFEE(コンマ,コーヒー)
住所
東京都西東京市ひばりが丘3-4-47 HIBARI TERRACE 118内
アクセス
西武池袋線「ひばりヶ丘駅」下車
・南口から徒歩20分/南口西武バス➁番のりば「ひばりヶ丘駅」—「ひばりが丘団地」下車 徒歩4分
西武新宿線「田無駅」下車
・西武バス➂番のりば「田無駅」—「ひばりが丘団地」下車 徒歩4分
ドラマ24『孤独のグルメ Season8』2019年10月25日放送
「孤独のグルメ」では主人公の五郎さんが、甘い匂いをたどっていくとこのカフェにたどり着き、いてもたってもいられずおじさん1人でパンケーキを食べる、という話になっていますが、焼いている間は本当にいい匂いがします。
パンケーキは絵本のぐりとぐらの世界
出来上がりまでに30分程度かかるので、待っている間に本を読もうと思ったのですが、待ち遠しくてそれどころではありません。
▲カステラパンケーキ(ドリンク付) 1,650円
やっとテーブルに運ばれたカステラパンケーキは、こんなパンケーキが食べたい、という願望をそのまま形にしたもので、まるで絵本の『ぐりとぐら』が作ったパンケーキのようです。小さなフライパンの容器で提供されて、わくわくします。
ナイフで切り込みを入れると中はふわふわしていて、カステラのようです。パンケーキが膨らんで真ん中に割れ目が入っているところにバターが置いてあり、熱さでじゅわじゅわ溶けていきます。
メープルシロップに浸してしっとりさせてもいいし、付随のキャラメルナッツで食感をさらに加えてもいいし、トッピングも楽しいパンケーキです。
看板メニュー以外も魅力的
五郎さんと同じ気持ちになったところで、メニューを再度見直すと、パンケーキ以外にも季節のフルーツを使ったパフェが2種類ありました。この時はブルーベリーとイチジクでしたが、季節やそのときの仕入れによって変えているようです。
また、トマトチキンカレーなど甘いもの以外のメニューもあるので、しっかりご飯を食べてから、デザートに甘いもの、という食べ方もできます。
メニューの品数自体は少ないですが、どれも毎日イチから丁寧に作られているのが伝わってきました。
団地の中のアットホームなカフェ
食べるのに夢中になっていましたが、ふと見まわすとゆったりとした木のぬくもりを感じられる落ち着くカフェです。ご夫婦で来てパンケーキの感想を言い合ったり、おひとり様でゆっくり過ごしている方もいます。
このアットホームな雰囲気は、この場所の成り立ちから考えると合点がいきます。
「HIBARI TERRACE 118 」という団地交流の活性の目的で建てられた、いろいろな催事ができるコミュニティーセンターの建物の中にあって、このカフェもコミュニティー活性化の一端を担っています。扉の向こうから子供たちの笑い声が聞こえてくるのもそのためでしょう。
たまには、行列にならんで待ったり、カステラパンケーキが焼けるのを待ったり、時間を気にせずに余裕をもってゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
アットホームな雰囲気と美味しいパンケーキを味わいに、ぜひ行ってみてください!