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「食べられないやつでしょ…」4歳の姪が食事を拒否!→兄夫婦の食生活に言葉を失った…

兄夫婦から、しばらく4歳になる娘・マイカを実家で預かってほしいという相談がありました。

兄曰く、お母さんが入院することになり、義姉がしばらく実家に帰ることになったそう。兄だけでは不安なので預かってほしいとのことでした。

私はマイカとの生活を楽しみにしていたのですが……。

 

姪が食事をしないワケ

マイカのお泊まりは1週間の予定です。マイカがやってきた初日、私は本の読み聞かせをしたり散歩に出かけたりと、楽しい時間を過ごしていました、

 

キッチンでは、料理の得意な母が夕食を作っています。今日のメニューは、マイカのリクエストでオムライス! きっとマイカも母の手料理を気に入るはずです。

 

私と両親、マイカが席に座り、夕飯を食べ始めたものの、なぜかマイカはうつむいて、いっこうに食べようとしません。

 

「やっぱりいらない」と言うマイカ。オムライスは自分でリクエストしたので、きらいではないはず……。元気に遊んでいるので体調が悪いわけでもなさそうです。さらに、おなかがすいたと言って、マイカは持ってきたお菓子や朝ごはんのために用意していたパンを食べています。

 

この状況は翌日も続き、困り果てた私と両親は、マイカに事情を聞くことにしました。するとマイカは小さな声でこう言うのです。

 

「おうちのごはんはいつもピーって音がするから……音がしてからじゃないと食べられないでしょ」

 

その言葉が気になった私はすぐに兄に電話し、普段の食事について確認を取りました。すると兄は「そのことなんだけど、実は……」と言って、衝撃的な内容を話し始めました。

衝撃!兄夫婦の食卓

どうやら義姉は、掃除や子どものお世話は大得意なのですが、料理がかなり苦手なようです。お米を炊くとカチカチかベチャベチャ、オムライスを作ろうものなら卵の殻が入るのは当たり前。ふわふわ卵も薄焼き卵もきれいに焼けた試しがなく、いつも焦げた炒り卵になってしまうのだとか……。

 

このままでは食材の無駄使い。義姉も毎回がっかりして、ついには料理をする気力を失ってしまったよう。そこで無理に手料理を作らず、レンチンできるおかずや冷凍ご飯を食卓に並べるようにしたと言うのです。

 

この状況を変えようと、私と母はマイカと一緒にハンバーグを作ることにしました。最初は乗り気ではなかったマイカでしたが、出来上がったハンバーグを食べると「今までで一番おいしい!」と笑顔に。

 

「音がしてからでないと、ごはんは食べられない」という誤解は、無事解くことができました。

食育の大切さ

この話を聞いた兄夫婦は猛反省! 兄は義姉ばかりに任せず、もっと家事に関わるべきだったと考えを改めていました。

 

その後、母が毎週料理を教えた結果、義姉は母の味を受け継いで料理が大得意に。兄夫婦が私と両親を夕食に招待してくれることも増えて、家族だんらんの時間が多くなりました。マイカもたくさんごはんを食べるようになり、急成長中です!

 

 

毎日が慌ただしく過ぎる子育て中、レトルトや冷凍食品に頼ることは悪いことではありません。しかし食材が料理になる過程を知ったり、調理をする香りや音を感じたりすることは食への好奇心を育みます。

 

もちろん毎日手作りの料理を作るのは大変です。でも時には時間を見つけ、料理をするのも、素敵な時間になるのではないでしょうか。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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