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夫「専業主婦は何もわかっていない」親族の葬式より出張優先→会社にも嘘を?真実を知った上司が成敗!

私と夫は今週末に結婚記念日を迎えます。夫は毎年予定を空けてくれていたのですが、今年は出張があると言い出しました。今まで出張なんて一度もなかったのに……。

出張に送り出そうとは思うものの、一つ引っかかることがあります。夫は大阪支社に出張だと言うのですが、私の記憶では夫の会社の大阪支社は撤退しているはずなのです。しかし、夫は撤退したのは福岡支社だと言い張ります。

葬式に行っている場合じゃない?!

急に出張するようになってから半年後のある日、夫の祖母が亡くなったと義母から連絡が入りました。夫にも連絡を取り、今夜が通夜で明日が葬式だと伝えると、夫からは信じられない返事が……。

 

なんと、明日から出張だから通夜にも葬式にも行けないと言うのです。しばらくは毎週出張が入ると聞いてはいましたが、この状況で仕事をしている場合でしょうか。そう伝えると、逆に葬式に行っている場合じゃない、休みを取ったら社員たちから反感を買うと言い返されてしまいます。

 

結局、自分は海外出張に行っていることにして誤魔化してくれと夫が言うのを、私は渋々承諾。しかし、親族の葬式に参列することも許されないほど出張を強要する会社に、私は違和感を覚えます。ふたりで過ごす時間も最近はほとんどないので私は転職を提案しますが、専業主婦は何もわかっていないと言って、夫は取り合ってくれませんでした。

 

夫から聞いていた出張とは…?

1週間後、出張先にいる夫から連絡が。葬式の件があってから私が不機嫌だと思っている夫は、機嫌を取ろうとしてきます。自分だって今の労働環境には不満があるし、転職を勧める私の考えもわかると。

 

私のスマホからは、そんなに労働環境に不満があるのかとメッセージを送ります。それに対して、夫はこう返しました。

 

「最近出張ばっかりでイヤになるよ」

「うちの会社、人使い荒すぎ」

 

次の瞬間、何も知らない夫は、私のスマホからの返信を見て慌て始めます。

「有給の間違いだろ?」

 

実は、私のスマホからメッセージを送っていたのは、夫の上司だったのです。夫の上司には今日初めてお会いしたのですが、夫のシフトについて教えてくれました。そして夫が、会社には親の介護があるから休むと言い、私には出張があると言ってこそこそと行動していたことが判明し、今に至ります。

 

夫の上司は、夫にどこに行っていたのかと尋ねますが、夫は答えようとしません。

そんな態度の夫に、上司はとどめを刺します。

 

「明日から来なくていいよ」

夫は会社に戻って説明すると訴えますが、上司は話を聞く気はないようでした。

 

嘘つき夫の悲惨な末路

状況を理解できていない夫から何通もメッセージが届きます。怒る夫に、私はすべてを説明します。夫の出張が突然異常に増えたことが気になり、私は会社に行ってみたのです。受付の人と話しているときに夫の上司が通りかかり、夫が出張に一度も行っていないことを聞きました。

 

何をしていたのか尋ねる私に、一人旅だと言う夫。贅沢だと思われるから言わなかったそうですが、夫がまだ嘘をついていることを私は知っています。実は、夫が会社を休む日と同じ日に休みを取っていた女性の派遣社員がいることも教えてもらっていました。夫の社内不倫は周囲からも疑われており、会社で調査されていたようです。

 

翌日、私は夫の上司からの連絡で、夫の不倫が確定し、降格と減給処分になったことを知りました。有給とはいえ急に休む日が多く、普段の仕事にも身が入っていない様子だったようです。私が慰謝料を請求すると夫に連絡すると、離婚を考え直すよう懇願してきます。不倫旅行を優先して祖母の葬式に行かなかったことが家族にもバレたので、私だけでも味方につけたいのでしょう。

 

しかし、私は不倫だけではなく、専業主婦の私を見下す発言にも怒っているのです。夫を許すことはできないので、私は離婚の手続きを始めました。

 

その後、夫は地方支社へ異動になり、減給の処分を受けたそうです。一方、私は実姉が経営する飲食店で働くことになり、新しい生活を始めました。これからは自分の力でお金を稼ぎ、夫から解放されて自立しようと思います。

 

 

 

家庭と会社の両方に嘘をついて毎週のように不倫旅行。親族の葬儀にも行かず、仕事でも迷惑をかけていたとなると、離婚も減給も仕方がないかもしれませんね。一度失った信頼を取り戻すことは容易ではありませんが、しっかりと反省し、仕事へも関わる相手へも誠実に向き合ってほしいものですね。

 

【取材時期:2024年9月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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