これが鬼嫁?
長男嫁は、週に数時間のパートをしているからと、孫の保育園の送り迎えから寝かしつけまで、すべてを私に任せてきます。
「老いぼれと同居をしてくれる嫁なんてそうそう見つかりませんよ」「将来は私たちがお義母さんの介護をしなきゃいけないんですから、今は私たちの役に立ってください」と言われ、ふに落ちないながら反論する気もなく、いつも孫の世話で忙しくしていました。
しかし今回、私は風邪で39度の発熱。薬を飲んで休んでいましたが、なかなか下がりません。仕方なく、パートではなく友だちとのランチに出かけてしまった嫁に「今日はお迎えに行ってほしい」とお願いすると、「今は忙しい」の一点張り。「今日はパートじゃないわよね?」と釘を刺すと癇(かん)に障ったのか、「それなら出て行け」と逆ギレしたのです。
家を追い出されて1カ月…
私が家を出た1カ月後。その間、どうやって孫の面倒を見ていたのか不思議ですが、嫁からメッセージが入りました。「お義母さん、どこをほっつき歩いているんですか? そろそろ反省してくれましたよね?」
あきれて何も返信できずにいると、立て続けにメッセージが。
「風邪くらいで孫の面倒が見られないとか」
「ほんと使えない姑ですね」
「土下座で許してあげますよ」
「母はもういません」
このメッセージを見て激怒したのが私の娘。実は、嫁に追い出された私は、遠方に住んでいた娘のところに身を寄せたのです。娘は私のスマホを奪取すると、そのまま返信してしまったのです。「その家に母はもう帰りませんから。荷物は後で取りに伺います」と。
発覚した事実とは?
「あんた誰? お義母さんじゃないの?」と言う嫁に、「お久しぶりです、お義姉さん」と返信した娘。「母はあなたたちとの同居に我慢できなくなったんです。今まで転勤族だった私たち夫婦ですが、今度は地元に落ち着けそうなので、母と一緒に暮らします」
娘から聞いた話では、実は長男夫婦は離婚の危機にあるのだとか。その原因は嫁。浪費癖がひどくて、長男の稼ぎどころか私の遺産の生前贈与まで狙っていたのです。
「今後のことは夫婦で話し合いなさい。孫だけは悲しませないように」
その後、なんと娘の調査で、嫁が浮気までしていたことが発覚。私があの家を出てからは、息子がひとりで四苦八苦しながら孫の面倒を見ていたようです。結局離婚し、親権は息子が持つことになりました。元嫁は不倫の慰謝料と養育費を請求され、散財による借金もあるため、仕事を掛け持ちして苦労しているのだとか……。
一方の私は、夫の遺産で娘夫婦との同居のために二世帯住宅を建てました。家事や育児を押し付けられることもなく、快適に生活しています。とはいえ、やはり孫はかわいいもの。昼間は私が預かり、強制ではなく心からの希望で面倒を見ています。
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義母を子守扱いし、暴言を吐くだけでなく、さらに育児をせずに浪費や浮気もしていたので救いようがありませんね。ひどい言葉を投げられましたが、それを機に別離できてよかったです。これからは喜んで孫のお世話ができますね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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