それ、今する話じゃないよね…!?
祖母が亡くなり、お葬式に参列することに。生前祖母とも何度か面識のあった義母は、自ら参列を希望しました。
無事にお葬式が終わり、親族でお葬式後の会食をしていたときのこと。私の隣に座る義母が「嫁ちゃん、香典のお返しは何か知ってる?」と聞いてきました。私はどういう意味で言っているのかわからず、「い、いえ……。そもそも今葬式が終わったばかりで、そんなこと考えられません」と伝えました。すると「いやいや、知っておかないとだめよ」と義母は食い下がり、母に聞くようにしつこく言ってきます。お葬式が終わったばかりなのに、香典のお返しの話ばかりする義母が私は信じられませんでした。さらに「大体1万円だったら〇〇で、3万円だったら……」と言い始めた義母。周りの親族も義母の発言が耳に入り、ざわつき始めます。
夫が「非常識すぎるだろ! 場をわきまえて発言しろよ」と怒ってくれたことで、義母の発言はストップ。私はあまりの義母の非常識さに腹が立ち、涙が溢れてきました。「どうして祖母が亡くなったばかりなのに、そんな話……」と言うと、「私が亡くなったときに、嫁ちゃんたちが困らないように教えてあげようと思っただけなの!」と逆ギレする義母。義母は自分のお葬式の際に、私たち夫婦が困らないよう香典のお返しのことを教えてくれようとしていたようですが……。それでも、葬儀後に親族が集まる場所で香典のお返しの話をするのは、非常識だと思います。夫から再度義母に注意してもらい、この件は落ちつきました。
葬儀に出たいという義母の気持ちは大切にしたいですが、仏前での非常識な言動に悲しくなった出来事です。義母を冠婚葬祭に呼ぶときは、あらかじめ周りの親族に「失礼があったらごめんなさい」と断りを入れておいてもいいかもしれないとも思いました。
著者:高橋くるみ/30代・ママライター。3歳の男の子を育てるママ。元気すぎる息子との日々に奮闘中。趣味は動画を観ること。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)