「ねぇ…大丈夫？」彼が指さしたのは私の手。トイレ後の私の手に付着していたまさかのモノ

彼とカラオケでデートをしていたときのこと。帰ろうとしたとき、「あれ……生理になったかも」と嫌な予感がしました。彼に「トイレへ寄っていい？」とだけ伝えて、トイレに行くと嫌な予感は的中。

生理がきてしまっていたのです。

ただ、突然の生理に備えてバッグにナプキンを入れていたこと、経血漏れをしていなかったことが不幸中の幸いでした。

トイレを出て、彼と合流しました。すると彼が「手、大丈夫？」と心配そうに言うのです。一瞬、何のことかわからなかったのですが、自分の手を見ると血が付着していて……。血がついている部分を見ても傷があるわけでもなく、このとき私は「経血だ！」とハッとしました。

トイレから出る前に手を洗ったのですが、洗い残しがあったようで、経血が手に付着したまま出てきてしまったのです。恥ずかしさのあまり、「あれ？ なんだろう」としどろもどろになりながらトイレに駆け込んで、今度はしっかりと手を洗いました。

彼は血の正体に気づかなかったのか、気づかないふりをしてくれたのかわかりませんが、「大丈夫だった？」と声をかけてくれて、そのままデートを続けることができました。しっかり手を洗ったと思っていても確認しなくてはだめだな、と思った赤っ恥体験です。

著者：高田雅子／女性・主婦
イラスト：Ru

監修：助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています