妊婦健診で気がついた自分の本音
妊婦健診の日を迎え、私はたかひろから中絶を迫られていることを医師に相談しようとしたのですが……。
医師から心配なことはないかと尋ねられたまゆみさん。
しかし、子どもを産みたいと思っているまゆみさんが中絶について相談することはできませんでした。
「子どもを堕ろすことにした」
たかひろにそう伝えて中絶費用を求めたところ、しぶしぶ了承。
実は、まゆみさんは中絶すると嘘をつき、離婚するまでにお金を貯めると考えていたのでした。
何が何でも自分で子どもを守ると決めたまゆみさん。母親や夫からのサポートは難しいかもしれませんが、子どもを想う強い気持ちがあれば立ち向かっていけることでしょう。
ひとりで抱えきれなくなる前に、産院の医師や地域の子育てサポートセンターへ積極的に相談してみるといいかもしれません。まゆみさんが無事に出産できることを願うばかりです。
※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。本記事の内容は、母体保護法 第14条 第1項 第1 号「妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」に該当します。
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