社会人のときの同期4人と30年ぶりに再会
先日、ある友人のひと声で久しぶりに社会人時代の同期4人が、京都に集合しました。それぞれ個別に会ったりしたこともありましたが、4人で集まったのは本当に30年ぶりぐらいです。
私たちにとって、京都は一緒に仕事をしていた場所なので、とても懐かしい場所になります。私以外の3人は関西人なので、京都はそれほど珍しい場所ではありませんが、1泊することはなかなかないので、私たちはとても楽しみにしていました。
行きたい場所がなかなか決まらない!?
京都駅に10時に集合し、時間がもったいないとばかりに、とりあえず動き出しました。私が宿を探したのですが、荷物を京都駅そばの、宿のデスクに預けられて、荷物は宿まで運んでくれるシステムです。手数料は500円かかりますが、観光が終われば、宿に直行できるのでラクちんでした。
彼女たちとは懐かしい話や、大好きな京都旅行をしたいと思っていました。しかし、私の行きたい場所が彼女たちと違い、なかなか決まりません。私は歴女なので、お寺や仏像などが好きですし、枯山水の庭園などで半日座っていたいのが本音です。
とりあえず、京都駅からバスに乗り、仕事では行ったことがない晴明神社に行ったり、夜は平安神宮へプロジェクションマッピングを見に行きました。
夜の平安神宮は幻想的で美しかったなどと、感想を言いながら宿へ着いたのですが、歩き過ぎて、私の足の裏には水膨れができてしまい、いかに私が運動不足なのか、思い知らされた日でもありました。
宿は町家の一棟貸しなので、のびのびと過ごすことができました。
夜は久しぶりに女子トークするも…
大人になるとそれぞれ過ごして来た時間が違い、経験も違ってくると「その気持ちわかる」などと軽々しく言えません。
4人のうち2人は離婚しています。4人とも子育ても一段落なのですが、1人は息子も離婚して、孫にも会えないのだとか……。話を聞くと切ない気持ちになりました。離婚していたことも知りませんでした。
しばらく会わなかった間に、彼女たちの人生にはいろんなことがあったようです。私は家族仲も良く、恵まれているほうなのでは? と思い、その後から自然に言葉を選ぶようになりました。
また、京都で仕事をしていたころの記憶を呼び起こし私が話しても「そんなん忘れたわ」という返事が多く、少し寂しい気分になりました。
私の希望する場所は他の3人には興味がなく…
次の日は前日の夜に、どこに行こうか? との話し合いで、希望の定期観光バスも満席のため予約できなかったので、結局は竹林を見に行こうということになり、嵐山方面へ行くことに。
嵐山方面だと、私は広隆寺や映画村に行きたかったのですが、他3人にはまるで興味のない場所なので、そこは我慢して野々宮神社から少し散策しました。朱印帳を持ってきておいて正解でした。
このときは紅葉シーズンが過ぎたころだったのですが、観光客が多く、びっくりしました。嵐山は相変わらずの景色だなぁ〜という点は共通した感想でした。
まとめ
久しぶりの同期との再会は楽しくはあったのですが、趣向の違いや過ごしてきた日々の違いを実感するものでした。友人とのお出かけの場合、行きたいところに行けなかったり、気をつかう場面も多いので、ひとりでどこにでも行くという選択肢を考えなければと思いました。
子どものころは、何も考えずに誰とでも遊べた記憶なのですが、大人になってからの友だち関係は難しいと、考えさせられた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:宝田 まさみ/50代女性。2021年に歯科助手を退職し、現在はWebライターとして活動中。夫と生まれる前から反抗期の25歳の娘、宝物わんこの桃太郎くんが唯一の癒やし。好奇心旺盛なアラフィフゆえ寺・国内地理・城郭・日本茶・救急救命指導員・アマチュア無線など多数の資格を保持。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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