ニオイの正体は…
ママ友と食事に行ったときのお話です。子どもが一緒だったこともあり、座敷のある店に行くことになりました。
久しぶりに会ったこともあり楽しく食事をしていたのですが、ふと何とも言えない、何かが腐ったようなツーンとするにおいが……。
最初は、風に乗って窓の外からにおいが流れてきたのかな? と思っていたのですが、まわりの人がチラチラと私たちを見ているので、どうやら私たちが座っているところからにおいが出ているようでした。
なんとかしてにおいの出所を探そうとしていたそのとき、友人の子どもが私の横を通りすぎました。その直後、ツーンと凄まじいにおいが!
足元に目をやると、靴下がまっ茶色でした。どうやら、洗っていない靴下を履かせていたようです。あまりのにおいに、食事どころではありませんでした。
私は、友人を傷つけないよう言葉を選びながら、靴下のことを伝えることにしました。すると友人は、においに気付いていなかったよう。普段から靴下を洗っていないようで、においに慣れていたようです。
この悪臭に気付かないとは……。もし今度一緒に食事に行くときには、座敷は避けようと思いました。
著者:陽葵ひなた/30代、6歳と8歳の息子を育てる母。歯科医院でパート勤務。趣味はカラオケ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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清潔感はとても大切なこと。一緒にいる相手に不快な思いをさせないようにしたいですね。
次に紹介する体験談も、ママ友の清潔・不潔の概念に関するお話で……。
よだれで床がビショビショに! 注意をすると…
ママ友は、子どもの鼻水やよだれ、食べたあとの口周りを拭かず、いつもそのままにしています。
家に招くと大変で、ママ友は子どもが舐めて汚したおもちゃを拭かずに片付け、よだれでビショビショの手であちこち触ってもそのまま……。耐えかねて「よだれ出てるよ」と伝えても、「いいのいいの〜気にしないで!」と笑いながら言うだけでした。
それを言っていいのは私のほうで、あなたは気にすべき立場では!? とドン引き。
さらには、子どものために買ったゲームを見て、自分は買えないから貸してほしいと言い出す始末。さすがに高額なので断りましたが、そもそも自分が買えないものを他人から借りようとするなんて、驚きました。
ママ友は私に心を許して、甘えていたのかもしれません。しかし私は、完全に受け付けられなくなってしまいました。
ママ友付き合いも親しき仲にも礼儀あり、という言葉をしみじみと実感。嫌なときは断ろうと決めました。
著者:青田あい/40代、6歳の女の子を育てる母。時短のワーママ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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友だちの家に遊びに行くときには、家や物を汚したり壊したりしないような配慮ができるといいですね。また、汚してしまわないか、汚されてしまわないか心配なときには、公園などの屋外や、掃除をしてくれる人がいるキッズスペースのようなサードプレイスにするといいかもしれません。
ママ友と付き合う中では清潔・不潔の概念のほか、物を借りることへの責任感の違いに戸惑うこともあります。次の体験談では、ママ友に絵本を貸したのですがーー。
ママ友「それ貸して!」→その後、思いもよらぬ展開に…
ママ友が私の家に遊びにきたときの話です。子ども部屋にある本棚に、プレゼントでもらったばかりの絵本セットが置いてありました。
ママ友の家にはあまり絵本がないようで、読んであげていないそう。それを聞いた私は、ケースに入っていて持ち運びやすいその絵本セットを貸してあげることにしました。
しかしその後、そのママ友は夫婦喧嘩をしたそうで実家に帰ってしまい、知らない間に引っ越していたのです。ママ友からは簡単な連絡が来たのみ。その後、音信不通になってしまいました。
せっかくプレゼントとして贈られた絵本だったのに、わが子は読めないまま……。たくさん読んであげたかったのに、貸したことを深く後悔したのでした。
著者:南なおこ/30代、結婚10年の同居妻。趣味のハンドメイドを楽しみつつ、仕事や子育てや家事に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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大変な事情があっても、人から借りたものは返すべきでしょう。また、人に物を貸すときは、相手を見極めて信頼できる人だけにしたいですね。
ママ友は子育て中のママにとって心強い存在である一方、価値観の相違によって悩むこともあるでしょう。さまざまな価値観があって当たり前ですが、せめて相手を不快にする行動は避けてほしいもの。無理に受け入れようとせず、適切な距離感を保つことが必要かもしれませんね。