もともとは足し算の節約をしてきた
主婦になって11年、最初からラクに食費を抑えられていたわけではありません。
もともとは「節約になる」と言われることは片っ端から試して、手間や時間を惜しまない“足し算の節約“をしていました。
でも、子どもが生まれて仕事を始め、節約だけに全力投入するのは難しい状況に……。無理をしすぎて「もう節約なんてしたくない!」と自暴自棄になった時期もありました。
そんなときに試したのが、節約の仕方を見直すこと。冷静になって考えてみると「実際あまり節約になってないかも」「効率が悪い」というような節約がたくさんあったんです。
がむしゃらに励んでいたときは気づかなかった非効率なやり方を思い切ってやめると、ラクで、より食費が抑えられるようになりました。
やめた節約①こった料理を作らない
主婦になって2~3年の間は、お弁当の冷凍食品も使わないほど「オール手作り」を極めていました。餃子や春巻きの皮も、節約目的で粉から作っていた時期もあったのですが、思い切って手間のかかる料理を作るのをやめました。
家族のリクエストにこたえることを優先したら、ハンバーグやカレー、シチューといった簡単なメニューばかり。
「それでいいの?」と拍子抜けしましたが、子どもや夫は定番のおかずが好きなので、こった料理よりも食べ慣れた料理の方が喜んでくれるので、「これでいいんだ」と割り切っています。
やめた節約②遠方の激安スーパーで買い物をする
もともとは毎朝チラシをチェックしていた私。「1円でも安いもの」を追い求めて、スーパーをはしごしたり、時間をかけて遠くのスーパーへ足を運んだりすることもありました。
でも、考えてみれば時間がもったいないうえに、ガソリン代もかかります。
仕事に育児に追われている今は、お金以上に時間が貴重。わずかの差なら、わざわざ遠くまで買い物に行くのがもったいないと感じました。
今は、近所にある行きつけのスーパーで週に1回、まとめ買いをしています。
やめた節約③現金で支払う・貯める
今でこそ、NISAやイデコを始めていますが、もともとは完全に現金派。それは貯金(資産)だけでなく、支払いもそうでした。
極力クレジットカードを使わずに、オール現金払い。カードを使うなんて、借金と同じ!とかたくなに現金派をやめなかったんです。
でも今は、現金を持つこともリスクだと思うように。
現金で支払ってもポイントはつかないし、投資にようにお金に働いてもらえるメリットがない。「せっかく手元にあるのなら、とことん働いてもらおう」と、考えがガラリと変わりました。
今は、キャッシュレス決済中心の生活をしながら、現金貯金とNISA・イデコ、積み立て型の保険の3本柱で資産をコツコツと貯めています。
やめてプラスになることも!
ライフスタイルや子どもの成長に合わせて、家計のやりくりの仕方を見直すのはとってもいいこと!
節約も効率よくすすめるのが長く続けられるコツです。
見直して「これはやめてもいいかな……」と思う節約があれば手放すのもアリ!
こまめに見返して、自分流の節約を日々アップデートしていきましょう♪