ハツは塩でしょ!?
婚活アプリで出会った彼と初めての食事。2人で焼き鳥屋さんへ行くことにしました。注文はタッチパネルでおこなうことができ、彼がいろいろと注文をしてくれていたとき……。彼が当然のように「ハツはタレでいいよね」と注文している様子を見て、私はハッとしてしまいました。
私の中で「ハツ」は「絶対に塩!」と決めており、一瞬で「この人とは食の好みが違うんだ!」と察してしまったのです。価値観や食の好みはなどはいろいろと話をするなかでわかるものだと思っていましたが、それがまさか、焼き鳥の「タレor塩」問題で浮き彫りになるとは予想しておらず、自分でも驚いてしまった瞬間でした。
初対面だったのと、「タレでいいよね」と当然に、なニュアンスだったので「塩がいい」とは言えずに、彼との食事を終えたのでした。お店を出たあとはすぐ解散。その後の連絡のやりとりはなく、彼とは1回の食事で終わりとなりました。
もともと結婚を考えるとなると「食への価値観」が合う人がいいなという思いがありましたが、食べる量や、どんなものが好みかというざっくりした考えでいたので、まさか焼き鳥のタレor塩問題でハッとさせられるとは思いませんでした。そして、私の場合は、「焼き鳥のタレor塩」での価値観が合う人でないと難しいのだともわかった瞬間でもありました。その後出会い、結婚した夫は、私と同じ、ハツは塩派です!
著者:松山加恵/30代女性・1児の母。主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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