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赤ちゃんを抱っこで寝かせても、布団におろすと目が覚める!

この記事では、保育士の中田 馨さんが赤ちゃんを布団におろすと目が覚めてしまうことに育児の悩みについてお話しします。ママができる対策としては、寝る前にたくさん遊びおなかも満たしておくこと。タオルケットや掛け布団ごと抱っこすること、一緒に添い寝することなどがあります。

赤ちゃんを寝かしつけるママのイメージ

 

こんにちは。保育士の中田 馨です。「やっと赤ちゃんを寝かせたのに、布団に寝かせたとたんにすぐに目が覚める!」こんなあるある体験をしたことがあるママは多いはずです。私自身、息子がそうでしたし、保育所でも何度も経験したことがあります。

 

「赤ちゃんの背中にはセンサーがあるんじゃないの?」と感じますよね。この背中センサーはなかなかの強者です。「赤ちゃんがお布団で寝てくれない!」そんなときはどうすればいいかを紹介しますね。

 

どうしてすぐに目が覚めるの? ママができる対策とは

赤ちゃんはママを全身で感じながら寝ています。ママと離れることへの不安があります。ママに抱っこされながら寝るのが大好きなのです。赤ちゃんがママから離れても、安心して布団で寝るためにいろいろとチャレンジしてみましょう。

 

寝る前にたくさん触れ合い遊びをする

しっかり遊んでたくさん触れ合いましょう。遊びで赤ちゃんを満足させることも大切ですよ。

 

おなかを満足させる

おなかが空いていると、集中して寝ることができません。おなかもしっかり満足させてあげてから寝かしつけをしましょうね。

 

タオルケットや掛け布団ごと抱っこする

赤ちゃんの不安を取り除くために、タオルケットや掛け布団ごと赤ちゃんを抱っこしていましょう。ふんわり包まれた中で赤ちゃんは安心して寝てくれます。

 

おんぶしてみる

ずっと抱っこは大変。そんなときはおんぶもいいですよ。私の子どもは抱っこよりもおんぶが好きでした。おんぶをするとすぐに寝てくれました。

 

一緒に添い寝する

ずっと抱っこが大変なときは、一緒に寝転んでみるのもいいですね。体が引っ付いていると赤ちゃんは安心してくれます。

 

寝かせることに集中する

赤ちゃんが寝たあとにママはやらなくちゃいけないことが盛りだくさん。だから赤ちゃんを寝かせることに集中できていないことがあります。そんなママの気持ちを赤ちゃんはダイレクトに受けます。ゆったりした気持ちで、赤ちゃんが寝ることにまず集中してみてくださいね。

 

一緒に寝てしまう

赤ちゃんは、寝たらママがそばからいなくなることを肌で感じていることがあります。もし夜だったら、思い切って一緒の時間に寝てしまうことも一つの方法です。

 

布団へおろすときの流れ

私がわが子と保育所の赤ちゃんたちを見てきて、何度も失敗と成功を重ねてきた経験からの「布団に赤ちゃんを寝かせるときの流れ」を教えます。

 

1. 赤ちゃんの体の緊張感がなくなってから布団におろす

2. おろすときは抱っこの状態のまま。体をすぐに離さない

3. 背中~おしりにかけ、やさしくさすったりトントンする

4. 赤ちゃんの体に緊張感がなくなったことを確認してそっと体を離す

 

布団で寝れる経験をしていくうちに、徐々にサッと布団に寝かせても寝るようになってきます。焦らずゆったりとした気持ちで寝かしてみてくださいね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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